イギリスが生み出した最強のトランス・スーパースターであり、DJ MAG TOP 100 DJs 2017で27位に輝いたAbove & Beyondがサポートし続け、注目されているDJ・プロデューサーMaor Levi。17歳の頃に、Above & BeyondのレーベルAnjunabeatsにジョインし「Lital」をリリースしてから、その才能は進化し続けており、今ではTOPチャートに自身の楽曲がランクインするほどまでに成長した。そんなMaor Leviに今回DJ MAG JAPAN独占インタビューを実施、新曲や今年の目標などを訊いてみた。

 

Q1. 最新曲について教えていただけますか? 

ほとんどの人が知らないと思うけど、僕は宇宙オタクなんだ。おそらくファンの皆さんの中で前作のタイトルからそれに気づいている方がいる可能性はあるけど。JunoはSpace X Falcon9がLos Angelseの空へ発射されたときに生まれた曲なんだ。もちろんNASAの宇宙船JUNOとも関係させているんだけどね。

宇宙では大気がないから音は伝達されない。無音状態だからこそ、僕は自身の音楽を通して宇宙の素晴らしさを伝えようと考えているんだ。今回の最新曲が僕のこの思いを皆に運んでくれることを願っているよ。

 

 

Q2. 2018年の抱負を教えて下さい。

もっとツアーを実施して世界中に僕の音を届けることかな。そして、できる限りたくさんの曲のリリースと、アルバムのリリースを目指している。用意はできているよ!

 

Q3. 最近のライブセットの中で必須の曲を教えてください。

アルマダからリリースした”Aurofa”と”Juno”の2曲かな。”Aurofa”はメロディが美しくて、”Juno”は序盤もしくはクライマックスにピッタリの曲だよ。僕は自身の曲の90%をいつもプレイするんだ。

 

 

Q4. 今後コラボレーションをしたいアーティストはだれですか?

Armin Van Burren、Ferry Corsten等のレジェンド達とコラボレーションしたいよ。僕はいつも彼らの熱狂的なファンの一人だし、僕をサポートしてくれていることに本当に感謝している。共に素晴らしい楽曲を制作できる日が来ることを願っているんだ!

 

Q5. 楽曲制作のスタイルや知識はどのように学ばれましたか?

僕の制作方法は皆とは全く違うよ。基本的にはドラムとベースパートを最初に考えるんだ。他のプロデューサー仲間でこの方法に驚く人はたくさんいたけど、僕にとってはこれがベストなんだ。その他には、一曲に費やす期間にも気を使っている。もし2週間で曲が完成してしまった場合、もっと深くまで考える必要があると思うようにしているんだ。そして、僕の制作プロセスを価値的なものにしてくれているのは制作ツールへの知識だよ。自身の感じたものを100%表現することが大切だからね!

 

Q6. 日本のファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。

いつも本当に暖かく見守ってくださりありがとうございます。日本という美しい国でパフォーマンスができるよう日が来るのを楽しみにしています。必ず皆さんが思うより早く日本に行くので待っていてね!

 

 

Above & Beyondはもちろんのこと、今ではArmin Van Buuren やKnife Party、 BT、 Nicky Romero、 Ferry Corsten、 Bassjackers、 Tiestoなど世界を代表するアーティストたちがサポートを表明し、今後がますます楽しみなアーティストであるMaor Levi。世界を代表するクラブやフェスでのパフォーマンスも増えてきており、Maor Leviは2018年さらに進化し続ける姿を私たちに見せてくれるに違いない。今後もMaor Leviの音楽から目が離せない。

 

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