Chris GarveyとNick Whiteの2人からなるThe Prototypes は、2010年のデビュー以来ものすごい勢いでトップアーティストへ登りつめた実績を持つ、今ノリに乗っているドラムンベース界の新星アーティストだ。2017年も、その勢いはとどまることを知らず、2月にリリースした”Electric” が beatport チャートで1位を獲得、その後も世界各国のショーやフェスでパフォーマンスをする傍ら、自身のレーベル Get Hype Recordsでのプロダクションで大忙しの1年となった。そんな期待の星、The Prototypesの2人に独占インタビューを実施、新曲や今後の予定などを訊いてみた。
Q1. 最新のリリースに関して教えてください。何にインスパイアされて完成したトラックですか?
Nick: 最新のリリースでは、Grime/Drum & Bass/Dancehall/Reggaeのジャンルを5分で表現しようとしたんだ。今のイギリスの音楽シーンみたいな感じだね。
Q2. 自身のGet Hype Recordsから10個目のリリースとなりますが、今後どのようなことを成し遂げたいですか?
Chris: 今までクレイジーだったよ。ここ12ヶ月でレーベルも成長して、今後がとても楽しみだよ。これからも成長することしか考えていないし、みんなに僕らの音楽を届け続けたいね。
Q3. 今注目している、インスパイアされているDJ/Producerを教えてください。
Nick: Drum & BassのDJに関してだったら、DJ Hazardだね。その他だとThe ProdigyやLiam Gallagherとコラボできたら嬉しいよ。
Chris: The Prodigy、Pendulum、Fresh、Deadmau5かな。その他だとConcord Dawn & Black Sun Empireの音楽は、若いときよく聴いていたからインスパイアされるよ。
Q4. 今年の夏の調子はいかがでしたか?
Chris: 夏は、とてもクレイジーだったよ。Let It Roll や Boomtown、東京のWomb、カナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパなど最高の思い出を作ってきたね。今までで一番だったよ。
Q5. ロンドンのFabricでレジデントとして活動されますが、どのように確定したのですか?
Nick: 来月にRoom2でショーをやるんだけど、内容がすでに良いと評価してもらって来年は、メインルームを乗っ取ってショーをするんだ。とても楽しみだよ!
Q6. セットで必ずかけるトラックを教えてください。
‘The prototypes - Levelz’と’Glitch City - Black Hole Skank Remix’
Q7. 日本のファンへメッセージをお願いします。
Konichiwa。日本のみんなのことが大好きだからまた会うのを楽しみにしているよ。
既に日本でも数回パフォーマンスをしており、日本人ファンも多いThe Prototypes。 Andy CやFriction、Sub Focus、Fresh、Pendulumなど、様々なトップアーティストたちからも熱烈なサポートを受けている彼らは、Snoop Dogg、Ed Sheeran、Avicii & Sebastien、Modstep といったジャンルの大物アーティストたちのリミックスを行うなど、そのレベルは既に世界トップクラスと言っても問題はないだろう。まだまだ可能性があるこの2人に今後も注目だ。