DJ MAG TOP 100 DJs 2017で79位にランクインを果たしたトランスシーンの重要人物の1人・Andrew Rayelと、Armada Musicのスーパールーキー・David Gravell が新曲「Trance ReBorn (FYH100 Anthem)」でコラボを実施した。Andrew Rayel、David Gravellともに、Armada Nightで来日を果たしており、お互い日本のことを愛してくれるこの2人に、今回コラボインタビューを実施し、新曲や日本のファンへのメッセージなどを訊いてみた。新曲を聴きながら、是非一読して頂ければ幸いだ。

 

Q1. “Trance ReBorn (FYH100 Anthem)のリリースおめでとうございます。この曲について教えていただけますか?

【Andrew Rayel】ありがとう!2017年、僕のアルバム ”Moments”の3ヶ月間のUSAツアーをしていた時、ラスベガスに小さなスタジオを借りることを決めたんだ。それと同時にDavid Gravellといくつかのショーをやっていたんだけど、その時にベガスの家で2人で時間を過ごし生まれたアイデアがこの曲のベースになったんだ。それから完成までは本当に早かったね。2日間ほどでできたよ。最後に僕の故郷Moldovaで仕上げたんだ。

 

【David Gravell】昨年にAndrewとツアーをしたんだけど、素晴らしい経験だったよ。

そのあと数週間ラスベガスでリラックスして、スタジオでセッションもしたかな。そこでこの曲が完成して、そのあとのツアーで試しにかけてみたんだ。その時のことは忘れないよ。本当にRayelにありがとうと伝えたいね。

  

 

Q2. これまでの楽曲と最新曲との違いを教えてください。

【Andrew Rayel】このトラックはとてもエモーショナルでエネルギッシュな曲なんだ。そして、トランスの要素と完璧にマッチして最高のバイブスを作ってくれるんだ。この曲を今後長い間かけ続けるのは間違いないよ。FYH100の公式曲として輝き続けるだろうね。

 

 

Q3. David Gravellとのコラボレーションはどうでしたか?

【Andrew Rayel】とてもクールなコラボレーションだったよ。彼の持つサウンドとアイデアによってこのコラボレーションがさらに素晴らしいものになったんだ。ビール片手にアイデアを共有し、全てがとても自然な形でまとまったコラボレーションだったよ。

 

 

 

Q4. どのようにして制作のインスピレーションを得ていますか?

【Andrew Rayel】僕は時々クラシック音楽、もしくは映画等からインスピレーションをもらっているんだ。そして最近はよりダンスフロアからインスピレーションをもらうようになっているよ。ファンのみんなが僕の名前を呼んでくれて、僕の曲を歌ってくれている時だよ!いつもバックステージにスタジオがあればいいのにと思っているよ。そうなればもっと曲を作れるのに。

 

【David Gravell】僕は様々なジャンルの音楽を聴くんだ。なぜなら新しいアイデアは、違うものをブレンドすることによって生まれるから。僕はこのやり方でこれまで曲を作ってきたし、僕のメモリーの中には、完成しきれないほどのアイデアがたくさんあるんだ。これが僕のやり方さ。

 

 

Q5. 最近のライブで、必ずプレイする楽曲を教えてください。

【Andrew Rayel】僕の過去の作品だったら、“One In A Million”か“Dark Warrior”、そして新譜だったら、最近リリースした“Horizon” なんかをチョイスしているよ。他のアーティストの曲であれば、感情を沸き立たせるボーカルが美しい、Gareth Emery & StanderwickのSaving Light (Original Mix) (feat. HALIENE) か、いつもビックウェーブを巻き起こす“Mark Sixma & Husman – Prime” かな。

 

 

 

【David Gravell】Gareth Emery & Standerwick Feat. HALIENE のSaving Light (NWYR Remix) だね。なぜならHALIENEのユニークな声が、NWYRのアメージングなサウンドと完璧にマッチした曲だからさ。クラブでもフェスティバルでもとても大きな威力を発揮するよ。是非チェックしてみてね。

 

 

Q6. 次にコラボレーションをしてみたいアーティストは誰ですか?

【Andrew Rayel】すべてのコラボレーションに対して僕はオープンだよ。有名か有名じゃないかよりも、アイデアなどが大切だと思っているんだ。もちろんArmin van BuurenやEmma Hewittのコラボレーションはいつも楽しく、そして最高の結果になるよ。

 

【David Gravell】ユニークで革新的な音楽が作れるようなコラボレーションをしたいんだ。今はllan BluestoneかBlastoyzとコラボしているし、僕の友人である MaRLoとのコラボも進行中なんだ。2つの違うサウンドを融合させて真新しいトランスミュージックを作ることがしたいんだ。Armin van Buurenとのコラボはいつも夢見てきたよ。2018年がどうなるか楽しみだね。

 

Q7. 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

【Andrew Rayel】日本のすべてのファンの皆さんに日頃の思いを込めてありがとうを言いたいよ。日本は本当に最高の国だよ。たくさんの#Rayelfamilyのメンバーがいることも知っているし、いつも東京でプレイするときは本当に楽しいんだ。最高のハーモニーが生まれるんだよ!

 

 

【David Gravell】最初に日本を訪れたのはだいぶん前だね。そろそろ帰る時がきている気がするよ!いつもサポートしてくれて本当にありがとう、そしてすぐに会えますように!

 

 

世界レベルで活躍するこの2人コラボした今回の楽曲は、今後もダンスミュージックシーンで語り継がれることになるであろう。お互い楽曲リリースはもちろんのこと、A State Of Trance FestivalsやUltra Miami、Electronic Family、Summerfestival、Creamfields、Sunburn、Boulevard Outdoor、ADEなどの世界的ビッグフェスからラブコールが絶えないほどの人気だ。2018年の夏、どんなエキサイティングなプロジェクトで私たちを興奮させてくれるのかとても楽しみだ。

 

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