VicetoneはあのNicky Romeroが大絶賛し、頭角を現した注目のデュオであり、今では世界中のビッグフェスやクラブから引っ張りだこで、最もスケジュールを抑えるのが難しいアーティストの1組になりつつある。2012年にデビューしてからたった数年で、名だたるアーティストを抑えUltra Music Festivalのアフタームービーのサントラ制作担当になるなど、世界を代表するDJ・プロデューサーに成り上がったVicetoneから今回新曲リリースの連絡があり、DJ MAG JAPAN独占インタビューを実施する運びとなった。最新曲「Fix You」を聴きながら、是非一読して頂ければ幸いだ。

 

Q1. 最新曲について教えていただけますか?

このFix Youという曲は、L.Aの才能ある作詞家二人とのセッション時に生まれた曲なんだ。その時は、まっさらな状態からギターを片手に曲を書き始め、そのセッションが終わり家に着いた瞬間にドロップパートの構成が浮かんできたんだよ。本当に驚くべきスピードで完成した曲だよ。この曲の持つバイブスが空気を伝いリスナーの皆さんの心に届くことを祈っているよ。

 

 

Q2. 2018年の抱負を教えてください。 

たくさん新曲のリリースを用意しているよ。Fix youの次の曲は僕たちの2017 End of the year mixに実は収録されていて、たくさんの方々から問い合わせがあったよ。もうすぐリリースだから待っていてね!2018年のこれからが楽しみで仕方ないよ!

 

Q3. 最近のライブセットの中で必須の楽曲を教えていただけますか?

1. Vicetone - Fix You – 今はとにかくこれだね!

2. ‘Omen’ remix by us –圧倒的にクラウドを沸かせてくれる曲だよ。これはクラシックスでThe Prodigyの曲のリミックス版だから、オールドスクールの持つレトロなエナジーもミックスされているんだよ。ダンスフロアで本当に映える曲だよ。 

 

 

Q4. 日本への第一印象を教えてください。また最も記憶に残っている経験等ありますか?

僕たちは日本のことが本当に好きだね。嘘抜きで、未だに最も好きな国のうちのひとつさ。東京、大阪、名古屋を訪れたね。僕たちを食で驚かせたのは日本食が初めてだったよ。新鮮な食材に、町の雰囲気が最高だったね。

加えて、日本の皆さんのフレンドリーさ、そして気遣いが素晴らしかったよ。僕達への対応に感動せずには入れなかったんだ。ヨーロッパやアメリカとは全く違うかったよ。僕の母国はこの姿勢を見習うべきだとすら思うよ。

そして、最も僕達の印象に残ったものは、洗練された公共交通機関。新幹線で東京から大阪に行ったけど、そのスピードといいこれまで僕たちが経験したことのなかったものだったんだ。これこそ本当に日本でしか経験できないものだったと思うよ。最先端の国、日本。僕たちの憧れの国さ。

 

Q5. 楽曲制作をこれまでどのように学ばれてきましたか? 

僕達はミュージシャンだと自覚していて、そのパッションが全てを学びに変えてくれるんだ。

僕たちが楽曲制作を学ぶ前から、ダンスミュージックというジャンルにはとても感化されていたし、何万曲という楽曲を聞いていいたんだ。(ハウス・トランスをメインに)だから僕たちにとっては曲作りを始めるということはとても自然なことだったんだ。そして二人でスタジオで作業する中で、とてもいいコンビだということに気づきそれがいい音楽を量産する基礎になったね。

 

Q6. 日本のファンの皆さんへメッセージをお願い致します。 

日本の皆さん、僕たちは皆さんを愛しています!すぐにまた日本に戻るので待っていてください!いつも本当にありがとうございます!

 

 

DJ MAG TOP 100 DJsで36位にランクインを果たした過去も持つVicetoneが、世界を代表するダンスミュージックアーティストであるということを疑う人はいないであろう。Ultra Japanや日本のクラブにもパフォーマンスをしに来てくれ、日本のことをリスペクトしてくれているVicetoneが、2018年どんなエキサイティングなプロジェクトを私たちに届けてくれるのか、非常に楽しみである。また来日してくれる日を待ちつつ、今後の彼らのアーティスト活動を引き続き応援して行きたい。

 

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