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#25 Deadmau5

デッドマウス

サウンドクラウドのようなオンラインや、ステージで見られる彼の個性ならびに彼の大成功を収めた作品で知られているように、トロント出身のJoel Zimmerman、別名Deadmau5は今年もDJ Mag Top100のDJ投票で存在をキープしている。Deadmau5は彼の終わりなき音楽の多才性を見せつけ、昨年リメイクで発表したメロディー重視のHip Hopのトラック「Are You Not Afraid」や、シンセで丁寧に構築されたパワフルなバラードでありGrabbitzとのコラボとして発売予定の「Blood For the Bloodgoat」等は、サウンドクラウドのプレビューでファンを魅了し続けている。

 


エレクトロミュージックについて、いつも彼は自分の意見を包み隠さず発言する。それを知らずに彼のTwitterにきたアーティストやファンが後を絶たないが、2015年もまた世界中のアーティストにより、彼のTwitterは話題に尽きることがなかった。テネシー州マンチェスターで行われたThe Bonnaroo Music & Arts Festivalのトリを務め、the fabled Austin City Limitsや イギリスのthe Reading and Leeds Festivalsにも登場し、ニューヨークの Governor’s Ballでは新しいステージのため技術的な混乱があったにもかかわらず初舞台を見事に飾った。

 


デジタル・エーテルやライブ会場で観客を引き付けるだけでなく、ゲーム業界でも彼の才能が知られていることは、彼のファンの間では周知の事実だ。今年の初めに彼は、WashingtonのBellevueを本拠地としたバルブコーポレーションのDota 2というゲームを取り入れた、一風変わった一連のサウンドクリップを発表した。Dota 2コンテスト (T15という史上最大のeスポーツのトーナメント) の最後に、彼はSeattleのKeyArenaでのライブ演奏で観客を驚かせ、どんなアプローチであれ彼の存在が大規模エンターテイメントであることを改めて印象づけた。

 

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