トップ100DJs TOP100DJS

#4 Armin Van Buuren

アーミン・ヴァン・ブーレン

 

 

おそらくワールドワイドに活躍するオランダ人で最も有名なDJの一人であるArmin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)についてはもうすでに様々な情報で溢れている。合計5回(そう、5回も!)もTOP100DJsのトップを勝ち取り、また14年連続でトップ5にランクインし、2016年は去年の4位の座を保持した。

 

今回の年に一度の投票で何千もの票を集めたことはさておき、2016年、このトランス界のスターは彼の「Armin Only: Embrace」ツアーを続けた。このツアーは彼の6枚目のスタジオアルバム、「Embrace」に収録されているオリジナル曲とコラボ曲、そしてリミックスを軸として展開される。真のエンターテイナーであるArminは、常に大掛かりなスタジアム・イベントによって限界を押し上げることに情熱を注いできた。今年は、「自分の曲にToraiz SP16ドラムマシーンなど更に多くの要素を使い、トランペットなどの音を採用する」ことに焦点を合わせている。

 

また、Arminは今年アートの後援者となった。ここ数ヶ月、ファンが彼の、えっと、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホに魅了されているということを知ることのできるユニークなマルチメディアガイドを開発している。このプロジェクトのためにアムステルダムのゴッホ美術館と手を組み、Arminがこの芸術家の11個の作品についてナレーションで語り、音楽はArmin Only: Embrace世界ツアーの曲のみのオーディオガイドを借りることができる。それだけでも変なのだが、このガイドに使われている音楽は「Club Embrace」というタイトルで別のアルバムとしてリリースされる。「この美術館について知れば知るほど、圧倒されたんです」とArminは語る。「絵に命が吹き込まれて、頭から離れることがないんです。それで本能的に絵画を音楽とリンクさせました。ゴッホは刺激を与えてくれる存在で、疑いなく私に刺激を与えてくれました。」

 

リリースに関して言えば、ArminのA State Of Tranceのラジオ番組はまだ調子が良く、同時に8月に彼自身のレーベルArmadaからリリースされたニューミニアルバム「Old Skool」も、多くのトランスファン達に賞賛された。定評のある「Dominator」や「Ping Pong」の修正を加えられたバージョンもArminのイベント、Embraceでフィーチャーされ、Vigelによる「Old Skool」の新しいリミックスも紹介されている。ふうっ!考えるだけで疲れるね。我々は止まるところを知らないArmin Van Buureenに追いつこうとしている。

 

エレクトロニック・ミュージックは芸術の一つとして真剣に捉えられていますか?

「はい。」

 

何が最高の新しいDJ/楽曲制作テクノロジーで、なぜですか?

「Toraiz SP-16とAllen & Heath DB4ミキサーです。」

 

自分のスタイルを他のジャンルに変えるとしたら、なんですか?

「テクノです。」

 

ファンとして、自分がDJをするのを見るのにいくらまでなら払いますか?

どんなイベントか、それと会場によっても変わりますね。ライブアクトを6つもやって、フルバンドでやっているので、Armin Onlyにはもしかしたらもっと払うかもしれません。」

 

ダンスミュージックのイベントでドラッグが関連した死亡事故を防ぐには何ができると思いますか?

「アルコールとドラッグの乱用の危険性について意識してもらうことです。重い罰金を課すだけでは足りません。」

 

どうやったらダンスミュージックに多様性を増やせますか?

 

「エレクトロニック・ミュージックはポップからクラシックまで、多種多様な現代音楽に広がっているので、もう『ダンスミュージック』だけについて語れないと思いますよ。」

 

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