1991年からJiak Kim通りに面していたウェアハウスを改造して営業していたZOUK Singaporeの賃貸借契約が2016年に切れ、シンガポールで唯一のインターナショナルスーパークラブは、Singapore Riverの隣Clarke Quayへと移転して3月4日に再度オープンした。

HardwellやLaidback Lukeなど世界的に有名なDJたちのサポートを受け、最高の形でクロージングパーティーを迎えることができた。移転には1年もかかったがこれにより、移転後も最高の形で営業を再開することができ、とても明るい未来が待っているであろう。

ZoukとしたコンセプトをかなりのEDM DJブッキングを予定しているメインステージで再現するなど、Phutureではよりディープなアンダーグラウンド感を演出。さらに、lounge-y CapitalとRed Tailといった新しいコンセプトを２つ追加。これらは、以前のJiak Kim通りのZoukでもデザインしたIndependent Consultantsに依頼し、全体的にもより新しく、スタイリッシュなデザインでまとまっている。2階には、全体が観れるバルコニーや3つのバー、VIPスペース、大型LEDをバックにしたDJブースも設置してあり、4,200人も来場可能な、今までプレッシャーとなっていた高い期待をはるかに超える新たなクラブが誕生した。

以前とは、違ったロケーションや内装ではあるが、DJたちはさらなるモチベーションでステージへと向かう。さらに2017年には、Sven VäthやDave Clarke、Tiësto、Aly & Filaなどをフィーチャリングするのが確定している。東南アジアをリードし続ける2000年から開催されているフェス、ZoukOutやクアラルンプールにも展開しているZoukブランドは、今後も期待出来る世界トップクラスのクラブといっても過言ではない。