GREEN VALLEYは、この数年ランキングの表彰台に立ち続けているクラブであり、降りる気は全くない。10年前は、今のように多くの人たちが集まる壮大なEDMクラブは存在していなかった。当時は、飛行場のど真ん中に設置されたローカルをレイブさせるための小さな場所に過ぎなかった。Carl Coxが、初のイベントのヘッドライナーとして勤め、その反響があまりにも素晴らしく、最終的にジャングルのような大型スーパークラブを建設することになったと言われている。’ブラジルのイビザ’とも言われている南部に位置しており、パーティーするには文句なしの場所に間違いない。

朝方、太陽が昇るにつれ、周りの素晴らしい自然を目の当たりにすることになる。「グリーン」の中にある「バレー（谷）」のように。エントランスをくぐり目の前にあるのが、メインステージとなっており、通り抜けるとマーチャンダイズを展示しているショップが出迎える。去年は、David GuettaからClaude VonStroke、HardwellからMark Knightなど様々なアーティストを招聘するなど、DJ MAG TOP 100 DJsにもランキングされたGREEN VALLEYレジデント、Vintage CultureとAlokも大活躍した。彼らが、DJ MAG TOP 100 DJsにランキングされたのも、GREEN VALLEYでのレジデントであるからと言い切っても過言ではない。

もちろんメインステージは、LEDパネルやCO2ショット、タイムコードで同期しているレーザーなど最新テクノロジーを装備しており、セカンドステージThe Underline_は、よりダークで激しく混じり合っている。もちろん、最高の音響システムは導入されており、人工的に作られた湖を見渡すこともできる。最近開催されたばかりのDJ Mag Carnival fiestaのように、よく別なイベントを開催する際には、3つ目のステージでさらにディープなアンダーグラウンド感を演出することがある。

GREEN VALLEYは、世界中のクラブを見ても最高の成功例の一つであり、彼らは自分たちの世界観を世界中に届けるというワールドツアーも企画していると噂で耳したこともある。