坂本龍一の葬儀で流された「最後のプレイリスト」が、彼のマネージメントによって共有された。以下で、全曲をストリーミングで視聴できる。
33曲のSpotifyプレイリストは、日本の伝説的な音楽家・作曲家が71歳で亡くなってからちょうど1ヶ月後の5月15日に公開された。「Funeral」と題されたこのプレイリストは、亡くなったアーティストのTwitterページへの投稿を通じて発表され、次のように書かれている
「坂本龍一が自分の葬儀で流すために個人的に作っていたプレイリストを、彼の死とともに共有したいと思います。彼は本当に最後の最後まで音楽とともにありました。」
Ryuichi’s Last Playlist.
— ryuichi sakamoto (@ryuichisakamoto) May 15, 2023
We would like to share the playlist that Ryuichi had been privately compiling to be played at his own funeral to accompany his passing. He truly was with music until the very end.
- skmt managementhttps://t.co/QPeSnthq9p pic.twitter.com/lK7B2ltUM9
エンニオ・モリコーネ、ビル・エヴァンス・トリオ、クロード・ドビュッシー、ローレル・ヘイロー、坂本のコラボレーターであるアルヴァ・ノトなどのアーティストや作曲家の楽曲やクラシック作品のほか、プレイリストにはジョン・セバスチャン・バッハのクラシック作品数点が含まれている。
「イエロー・マジック・オーケストラ」の3分の1としてキャリアをスタートさせた坂本は、2021年1月に結腸がんの診断を明らかにした後、3月28日に71歳で死去した。
2000年代半ばに坂本龍一が作曲したNokiaの着信音のコンピレーションが、YouTubeチャンネルのTech Product Bangersによってオンラインで死後共有された。
先週には、彼のソロ作品のセレクションがミラノ・レコードの新しいコンピレーション「Travesía」に集められた。
坂本龍一の死は、イエロー・マジック・オーケストラの共同創設者である高橋幸宏の死から3ヶ月後のことであった。坂本龍一は、高橋幸宏と細野晴臣とともに、1978年に大きな影響力を持つテクノグループとして活動を開始した。シンセサイザー、サンプラー、ドラムマシン、シーケンサー、デジタル録音技術を駆使したパイオニアであり、ポピュラーなダンスミュージックの初期に最も影響を与えたアーティストとして広く知られている。