この度、イギリスのロンドンに本社を置く、世界的DJ/Producerのランキングを発表することで知られている「DJ MAG」の日本法人「DJ MAG JAPAN Inc.」が、出版事業、イベント事業に続き、音楽レーベルを設立する事となった。
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現在、世界の音楽業界の動向は、CD売上よりも月額ストリーミング売上の伸びが大きくなってきている。欧米ダンスミュージックレーベルの、売上の主力は既にSpotifyになっていることから、今後の日本もそれらのストリーミングが主力となるとDJ MAGは先を見越している。
その現象は世界中の若い世代がスマートフォンを当たり前のように手にしてることが起因とされている。世界標準の機能、統一されたハード機材、そしてアプリを手に入れ、地球の裏側で起きている事さえも瞬時に把握できる時代になった。
この世代は、当然、幼少のころから世界的ダンスミュージックやエレクトロニックサウンドに触れることができ、特に26歳以下の若いDJ、サウンドクリエイターは人種の垣根を超えて音楽に対する感性も世界標準になってきていると言われている。
今の日本の音楽業界の主流であるJ-POPサウンドは、そのビートの作り方、BPMの構成が、若い世代の人が触れる世界的ダンスミュージックと違うため、国内の楽曲よりも海外のサウンドの方が聞き慣れてしまっている状況が起きている。
世界17ヶ国に拠点のあるDJ MAGでは、その音楽の動向を世界規模で分析しており、欧米からどのようにアジアに潮流がくるのかを特に予測している。
DJ MAG JAPANでは、国内の若い世代のサウンドクリエイターを世界に送り出す試みをはじめており、その1つとして今回、音楽レーベルを設立する運びとなった。
そして、その第1弾のリリースは、世界的エレクトロニックサウンドと日本独自の文化、ゲームやアニメ、ポップソングなどを融合させたオリジナル性の高い楽曲を海外に送り出そうと考え、ヨーロッパのレーベルプロデューサーやA&Rと話し合い、若い世代から1人のクリエイターを選出した。
KOTONOHOUSE / コトノハウス
DJ・作曲家・音楽プロデューサー・作詞家・編曲家
その実力はオランダの名門レーベル Spinning Recordsや、Armada Musicのプロデューサーの間でも話題となり、若き天才と言わしめたほどの実力の持ち主でもある。
「その感性は日本独自で、アニメポップ、テクノ、ベースなどが入り混じった日本独特のテクノポップのようであり、世界的最先端のベースミュージックのようでもある。オリジナリティ溢れる洗練されたサウンド」と評価されている。
また、「彼のサウンドは、欧米人にも受け入れやすく、DJだけでなく、歌手が歌うポップミュージックにも採用されていくだろう。」
「いずれは、世界的アーティストのJustin BieberやLady Gagaのようなアーティストに採用される日も近いのではないか。」と担当者の間で話題となっている。
《経歴》
2015年 KONAMIを始めとする音楽ゲームのサウンドに影響を受け、独学で音楽を始める。
2016年 KOTONOHOUSEとして音楽活動を本格的に開始。
ボーカルカットアップを軸とし、J-POP的な多彩な展開のサウンドメイキングで注目を浴びる。また、「え アタシ!?」というサウンドロゴがミーム的に局所的に流行。
2017年 FutureBass、Jersery Club、Trapを軸に海外的なアプローチを多く取り入れた楽曲制作にも注力。
アメリカのインディーズネットレーベルAttack The Musicより韓国のトラックメーカー/DJであるPure 100%との「Girlfriend」をリリースし、多くのクラブイベントでアンセム曲としてプレイされる。
2018年 6月 芸能の聖地 笑っていいとも!の収録スタジオがあった新宿アルタの新しい劇場 KeyStudioのオープン二ングアタック映像に楽曲が採用される。
◆KeyStudio: https://www.keystudio.jp
7月 毎年アメリカで開催されている「ANIME EXPO 2018」に出演、アーティストとして招待され楽曲を披露。
8月 DJ MAG JP Recordsより世界に向けて「but you don’t」EPをリリース。
今までの日本人的なアプローチから多く乖離した楽曲となっている。
また、アートワークにポケットモンスターの公式イラストレーターであるTOKIYA SAKBAの協力を得て、話題を集める。
今後、DJ MAG Japanでは、若い世代のDJ/Producerを世界に排出する為に、定期的なオーディション、オランダの名門DJスクール「School of House」の講座開設、DJ MAG Recordsからのリリース、定期的なオリジナルのイベントを開催し、
ヨーロッパのトップアーティスト達が行っている、作曲・リリース・出演やSNSと連携させていく手法を取り入れ、若手のDJ、サウンドクリエイターの認知を高める活動を行っていく。