弱冠21歳のJesse van der HeijdenとOguzhan GuneyからなるANOTRは、若くして各方面から注目される注目のアーティストだ。アムステルダムで毎日のように影響を受け続け、サマーアンセム「Strobe」をDefected recordsからリリースした際は、ダンスミュージックシーンに大きな衝撃を与えた。10代の頃から、Ibizaのフェスやクラブでショーを行い続けた若手注目株のANOTRに今回独占インタビューを実施、今後の展望などを訊いてみた。
Q1. 最新のリリースに関してお伺いしてもよろしいですか?
最新のリリースだと “Love Can Do” が僕らのレーベルNo Artからリリースされた4枚目のトラックなんだ。このトラックは、時間をかけたからその分満足しているものに仕上がったと思うよ。他のトラックと比べると、このトラックはメロディーがかなり効いているんだ。だけど、間違いなくみんなを盛り上げるトラックの1つになっているよ。
Q2. 今年のサマーシーズンの調子はいかがですか?
世界中でギグをやらせてもらって最高だよ。Ultra Music FestivalやTomorrowland、Antsなどがあって常に待ち遠しいシーズンだよね。その他には、9月・10月にオーストラリアのツアーが確定していて、ADEも楽しみ!
Q3. 自分のセットで欠かせないトラックを数曲教えてください。
2000andOne – Spanish Flyは、絶対かけるね。House音楽を聴き始めた頃、このトラックをよく繰り返し聴いていたよ。それ以来このトラックは、自分のセットでも書けるようになったんだ。
Hector Couto – Nasty is Tastyもかけるね。これは絶対に盛り上がるトラックでHector Coutoはプロデューサーとしても最高だと思うよ。
Q4. 年内にコラボしてみたいアーティストはいますか?
Green Velvetのリリックと歌声は常に僕らをインスパイアしているよ。彼とコラボできればとても良い作品ができると思うよ。
Q5. 今後のスケジュールを教えてください。
毎月のようにリリースするトラックが山ほどあるんだ。それからオーストラリアツアーもあるし、他にも楽しみにしているギグが待ってるんだ。
Q6. 日本のファンへメッセージをお願いします。
日本のみんな、日本の文化やアングラシーンの話は聞いているからANOTRのサウンドをぜひみんなの前で共有したいね。近々みんなに会えるのを楽しみにしているよ。
アムステルダムからスタートしたANOTRのキャリアだが、今では世界中のクラブやフェスでショーを行うまでに成長した。何度も言うが彼らはまだ21歳だ。“future superstar DJs(将来のスーパースターDJ)”と巷で言われているANOTRが20代後半、そして30代になっても私たちに驚きと興奮を届け続けてくれるに違いない。今後も彼らの動向から目が離せない。