イタリアのベニスで生まれ育ったMARCO LYSは、この業界で20年以上パフォーマンス、プロデュース活動を続けるアーティストであり、今ではTech Houseの代表的なプロデューサーとして名を馳せている。PositivaやRising Music、Skint、Defected、 Strictly Rhythm、 Great Stuff、Toolroomなどの世界的に有名なレーベルがMARCO LYSを全面サポートし、MARCO LYSの音楽は世界のあらゆるシーンで流されている。そんなダンスミュージックシーンで長く活躍し続けるMARCO LYSに新曲や楽曲制作の裏側などを訊いてみた。

 

Q1. 最新のリリースに関してお伺いしてもよろしいですか?。

皆さんこんにちわ。僕が、DJ Magに掲載してもらるなんてびっくりだよ。

一番最新のリリースになると、Christina Cruise とSchacelのトラックをリミックスしてNatura Vivaから出したんだ。グルービー、そしてドリーミーなコードが心地よく、メロディーラインもよりレベルの高いトラックに仕上がったよ。彼女らの歌声を聞いたとき、すぐにリミックスするべきだって感じたね。とても満足しているトラックだからチェックしてね!> https://www.beatport.com/track/shivers-marco-lys-remix/9474135

 

 

Q2. 今年の夏の調子は順調ですか?

最高だよ。イタリアの夏は良かったよ!:p 僕は、家族や友達との時間に多くを割いたかな。プロダクションに関していえば、間も無く一つ目のソロアルバムをリリースするんだ。さらに、何個かリミックスも出す予定だから、少し忙しいね。その他では、いくつかヨーロッパのフェスやクラブを回る予定もあるかな。今までやったなかだとウクライナ・キエヴが一番印象深く残っているよ。ファンと繋がれた感じが強かったんだ。特別だったね。僕のキャリアにおいて意味のある夜だったし、これからも忘れずに全身したいな!

 

Q3. 自分のセットで一つか二つ必ず流すトラックを教えてください。

トラックが古いか新しいかは選曲の理由として考えていないよ。どんなに古くても名曲はあって、ダンスフロアを盛り上げてくれるトラックはよく回すね。絶対にいつも入れるのは、Gary Back – “Get Together”。

それとBootlegでやった曲は、Erick MorilloやMark Knight、Harry Romero、Chris Lake、Alex Kenjiなどからサポートを受けている楽曲で、近々公式にリリースするから楽しみにしててね。説明しにくいけど、僕のセットの締めであるべきトラックなんだよね。

 

 

Q4. 今特に注目してるDJ/Producersは、いますか?

HotSince82、Wde、Martijn ten Velden、Maceo Plex, Harry Romero、Metodi Hristovのようなアーティストは、常に影響されているよ。僕が彼らの音楽を楽しんでいるように、みんなにとって僕の音楽がそうなればいいね。

 

Q5. 今までで一番の達成感を得たときはいつですか?

今のところ、2つの出来事かな。

1つ目は、LondonのClub 、Ministry of Soundsに近付けたことだね。数年前ギグを行ったんだけど、夢がひとつ叶った感じだったよ。毎回あそこでやると最高な経験ができるんだ。大きな達成感を得た瞬間だよね。

2つ目は、イビザのUshuaiaで行われたAxwell & Ingrossoのイベントで5000人以上の客を目の前にクロージングしたことだね。言葉では表現できないぐらい、本当に最高だった!どこを見ても僕のプレーを喜んでくれる人がいて、あの光景はいつまでも忘れないよ。

 

 

Q6. 近日の予定を教えてください。

今、とても面白いプロジェクトが進んでいて、間も無く情報公開だから待っていてほしい。Erik MorilloのレーベルSublimal からリリースをする予定なのは、2曲だね。リミックスやアルバムもあるし、ADE用の準備もできているから、みんなにシェアできるのを楽しみにしているよ!

 

Q7. 日本のファンが驚きそうなことを教えてください。

僕のディスコグラフィを見ればわかるように、僕はこの業界に長くいるんだ。僕の売りは、しっかりとしたビートに、重いインパクのあるベースラインでみんなを盛り上げることかな。HouseからTechnoまでのジャンルをマスターしているMarco Lysは、観客をがっかりさせないとも言われているよ。みんなも毎日踊り狂ってね!

 

Q8. 日本のファンへメッセージをお願いします。

近々日本に行って日本の文化に触れてみたいね。もちろん、みんなにも新しいアルバムをシェアできることを光栄に思っているよ!

 

 

今日までに、MARCO LYSがコラボしてきたアーティストたちは実に豪華で、Sam PaganiniやMy Digital Enemy、Michael Gray、 Prok & Fitch、 Alex Kenji、 Funkerman、Chris Lakeなどダンスミュージックシーンに毎日のように多大な影響を与え続けているアーティストばかりだ。昨年は、Ministry Of Sound や Proud2、Amnesia、Ushuaiaなどで頻繁にショーを行い、多くのファンを魅了してきたMARCO LYSが、2017年、そしてその後も私たちに多くの興奮と感動を届けてくれることは言うまでもない。

 

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