deadmau5やFeed Me、 NERO、 REZZらなどにサポートを受け、急成長しているBlackGummyは、EDCやElectric Zoo、Middlelands、 Electric Forest、 Das Energiなどの世界的なフェスでショーを行うほか、Webster Hall (NY)やExchange (LA)、Audio (SF)、Avalon (LA)など歴史があるクラブで毎日のようにオーディエンスを盛り上げる。最近、3種類のEP製作に力を入れており、「Singularity」、「Impactor」に続き、今回3番目の「Monolith」をリリースしたとの連絡が入り、特別にDJ MAG JAPANのインタビューに答えてくれる運びとなった。mau5trapからリリースを重ねる注目のアーティストに新曲や今後の展望などを訊いてみた。

 

Q1. "Monolith" EPのリリースおめでとうございます。詳しくお伺いしても宜しいですか?

今回の"Monolith"は、自身3つ目のEPなんだよ。最初の"Singularity"は、人間とテクノロジーの関わり方、関係性をテーマにしたEPで、"Impactor"は、長い歳月を経て人間や自然、全ての環境が作り上がって来たことを表現したEPなんだ。そして今回の"Monolith"は、人間が物事やシンボルを作り上げて行き、それを活かしながら毎日を過ごし、前進することをイメージしたんだ。今回のEPに関しては、多くを考えずにインスピレーションに任せて作成した感じだね。その中でも1つ意識したのは、実際に小さいものでも大きな役割を果たすものも世の中にはたくさんあるというコンセプトだね。これは、ビルや建造物でよく見られるけど、音楽もそうだよね。この3つのEPでやっと僕が表現したかった全てを出し切れたと思っている。物事を理解するには、過去、現在、未来を見なくてはいけないからね。

 

 

Q2. 今年の夏の調子はいかがですか?

今年の夏は調子がいいよ。今までで1番満足度の高い夏になっているね。プロダクションを始めた時は、本当に「ベッドルームプロデューサー」だったからね。DJはあまりしなかったんだ。でもここ2年は、DJをすることも意識して練習を繰り返して来た。それで今年は、いろんな場所でプレーさせてもらっているから嬉しいよ!

 

Q3. 最近注目しているアーティスト1人か2人教えてください。

deadmau5とEric Prydzは、常に尊敬している人たちであり、多方面でプロダクションができる人達だからすごいと思うよ。もちろん彼らのオリジナリティがすごいんだけどね。

 

 

Q4. コラボしてみたいアーティストはいますか?

実はいま他のアーティストとコラボしているんだけど、まだ発表できないんだ。楽しみにしてて!

 

Q5. 自分のリリースして来た作品でお気に入りのトラックを教えて下さい。

1つのトラックを選ぶのをは難しいよ。色んな時期にできたトラックだからその時によって意味が1つ1つ違うんだ。"Lullaby"は、センチメンタルなトラックだけどmau5trapで初めて契約してもらったトラックだから特別だね。クラブやフェスでかける場合、"Alarm"、"Never Deader"、"Iconoclast"かな。かなりみんなは盛り上がってくれるんだ。アンダーグラウンド系でいうと"Decent + the VIP edit"だね。

 

 

 

 

 

Q6. 今後の未来を担うDJ/Producerたちに向けてアドバイスはありますか?

失敗することを恐れずに、失敗から多くを学ぶことだね。それでめげずに音楽を続けること。やればやるほど理解していくからそういった経験を得るのは重要だね。それで最終的に素晴らしい作品ができるんだ。

 

Q7. 日本のファンへメッセージをお願いします。

日本に近々行ってBlack Gummyの世界をみんなにも共有したいよ!

 

 

ロサンゼルスを拠点に、活躍の場を世界に広げているBlackGummy。今回のEPを含め、「Lullaby」や「The Machine」などのエキサイティングな楽曲をmau5trapからリリースし続け、近年BlackGummyの名前を世界各国で聞けるようになってきた。日本でもショーを早くショーを行いたいとDJ MAG JAPANにコメントを残してくれたBlackGummyが、さらに成長して近い将来日本の地で私たちに興奮を届けてくれることを期待したい。

 

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