オランダ出身のDJ/プロデューサー・Martijn ten Veldenの人気は、今や世界レベルであり、昨年TOP 100 Clubsで1位に輝いたSpace Ibizaをはじめ、ブラジルのGREEN VALLEY、ロサンゼルスのVanguardやパリのRedlightなど名だたる世界中の人気クラブで伝説的なパフォーマンスを行ってきた。2006年にロンドンのHouse Music Awardsで「Best Artist」と「Outstanding Remix」にノミネートされるだけではなく、2007年にはDanish Dance Music Awardsで「ベストインターナショナルDJ」を受賞するなど数多くの賞を受賞し続ける注目のアーティストに今回独占インタビューを実施した。

 

Q1. 再びインタビューに応じて頂きありがとうございます。最近のニュースを教えてください。

こんにちは!最近は、夏ということでもありイビザで毎日楽しい日々を送っているよ!ここ数ヶ月で幾つかのリリースがあって全部うまくいっていると思うよ。Eelke KleijnのレーベルDAYS and NIGHTSからリリースされた’Octagon’は、Beatportで36位にランクインしたし、みんなの反応も最高だったよ!それとSandy Riveraとコラボした’SIMPLE’もTraxsouceチャートで13位にランクインして、イビザでプライベートで遊んでいる時にも他のDJがかけてくれているのを聞いたよ。嬉しかったね!

 

 

 

一番最近のリリースは、’Feeling of Sa Penya’。Nick WarrenのレーベルSoundgardenからリリースしたよ。Acid PauliやHernan Cattaneo、Jerome Isma-ae、Edu Imbernon、Danny Tenagliaなどの人たちにサポートしてもらっているんだ。だから、今はエキサイティングな日々を過ごしていてまだまだリリース待ちのがあるから期待していてね!

 

 

Q2. 今年の夏の調子はいかがですか? 

忙しいけど調子はいいよ!基本的には、クラブでDJして、曲の制作もしているけど空いた時間には5歳の息子と遊んでいるよ。もちろん、イビザにいるからなるべく多くのインスピレーションを得るために遊びにも行くよ。

 

Q3. 自分のセットで必ずかけるトラックを一つか二つ教えてください。

&MEの’Avalon’は、単純に最高のトラックだから絶対使うね!このトラックで使われているドラム音がみんなをクレイジーにさせるよ!これは、今年イビザでも最もホットなトラックの一つだと思うよ。

 

 

もう一つは、Super Fluの’V13A’だね。このトラックはモンスター級だよ。ためが長くてその分サビが来た時にはみんながクレイジーになり、クラブが爆発しているよ!

 

Q4. 今までプロデュースしてきたトラックの中で一番のお気に入りとその理由を教えてください。

一つを選ぶのはとても難しいけど、実はこの前2004年に作成したDennis Ferrer & Jerome Sudenhamの’Sandcastles’のリミックをまた聞いたんだ。このトラックは10年以上もたった今でも素晴らしいリミックスだと改めて思ったよ!いつ制作されたかなんて関係なく、名曲はいつまでも名曲だよね。10年後は、最近リリースしたトラックがお気に入りの一つになっているかもね。

 

Q5. 今年中にコラボしてみたいアーティストはいますか?

最近だとSolomunやTim Engelhardt、&ME、Jeremy Olanderなどお気に入りのプロデューサーが何人かいるんだ。でも、コラボに関しては自然とならなくてはいけない。コラボする前に、クリエイティブな面でお互いが自然と一致しなくてはいけないんだ。だから、この質問に答えるのは難しいよ。

 

Q6. 日本のファンが驚くようなことを教えてください。

実は、合気道を学んでいて、講師になるための修行で一年留学しようか本当に悩んでいた時期があったんだ。

 

Q7. 日本のファンへメッセージをお願いします。

近々ダンスフロアで会えるのを楽しみにしているよ!

 

絶えずエキサイティングな楽曲をリリースし、世界中のファンを魅了するパフォーマンスを続けているMartijn ten Veldenを見ていれば、様々な賞を受賞できるのも納得できるだろう。現在イビザに拠点を置き、さらにダンスミュージックの可能性を模索し、楽曲を作り続けているMartijn ten Veldenにぜひ日本のファンの皆さんも注目して頂ければ幸いだ。

 

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