あのグラミー賞にノミネートされた4人組(Bill Hamel、Chad Newbold、Bruce Karlsson、Daniel Davis)からなるFatumが新曲「On My Own」をAngel Taylorとコラボし、Armada Musicからリリースした。リリース後から多くの反響を呼び、多忙を極める中、今回特別にDJ MAG JAPANの独占インタビューに答えてくれることとなった。ファーストシングル「Words」をリリースしてから順調に活動の場を広げるFatumに新曲や今後の予定などを訊いてみた。
Q1. 新曲“On My Own”のリリースおめでとうございます。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?
ありがとう!Angel Taylorとは、初めてコラボしたんだけどArmadaからリリースされるのが待ち遠しかったよ。Angelは、今までコラボしてきた人たちの中でもずば抜けているし、すごい才能に満ち溢れている人だよ。彼女がヴォーカルをつけて戻ってきた時に、このトラックは僕らにとっても重要なトラックになるとすぐ分かったよ。
Q2.サマーシーズンの調子はいかがですか?
最高だけど、忙しいね!Anjunabeats南アメリカツアーで、数週間で8箇所を回ったよ。カナダのEscapadeフェスでもみんなの前でパフォーマンスしたし、Global DJ 大会で優勝もしたからTomorrowlandに設置されているブリュッセル航空のブースでも回したよ。Armin van Buurenのリミックス二つとLate Night Alumni、計3つのシングルもリリースしたし、ArminのIbiza Compilationにも載る予定だよ。ツアー中にプロダクションもあり、忙しい日々を送っているけど、最高だよ!
Q3. 自分のセットで必ず流すトラック一つか二つ教えてください。
僕らが回すトラックの大半は、自分らのトラックで一番よく回すのは、”Fatum vs. Judah – Love On A Real Train (Tangerine Dream Cover)”だね。このトラックは、Above & Beyondが、ABGT 200 Amsterdamで、デビューを飾り、それ以降僕らにとっても深い意味のあるトラックになっているよ。Tangerine Dreamの素晴らしいカバーが、サビまで盛り上げてくれて、サビではみんなが盛り上がれるようなトラックになっている。毎回みんなを盛り上げるてるね。
もう一つは、今回のリリース “On My Own”だね。夏のバイブスがあってみんなの反応もいいよ。正式にリリースされたから次からのショーでは、みんなと一緒に合唱してさらに場を盛り上げていきたいね。
Q4. 今一番注目しているアーティストを教えてください。
Flumeだね。
Q5. 次回コラボしたいアーティストはいますか?
Anjunabeatsのアーティストともっとコラボしてみたいね。Mat ZoやJason Rossは、気になるね。
Q6. 日本のファンが驚くようなことを教えてください。
多くの人たちは、僕らが4人によって結成されているグループと知らないから、それをしっかりとみんなに認識してもらいたいね。
Q7. これからDJ/Producerとして羽を広げようとしている人たちにプロダクションに関してのアドバイスをお願いします。
忍耐力をつけることだね。どんな芸術を作るにおいても時間はかかるし、我慢を繰り返さなくてはいけないと思う。自分を信じて、努力を続けるしかないね。時間がかかることは、忘れてはいけないことだから、諦めないで!
Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。
いつも温かくサポートしてくれてありがとう!日本に行ってみんなの顔を見るのが楽しみだよ!
彼らの才能は、DJ MAG TOP 100 DJsでもお馴染みのArmin van Buurenをはじめとするダンスミュージックシーンの重要人物たちからも認められており、新曲「On My Own」はASOT ラジオショーで配信され、高い評価を得た。メンバー1人1人の個性が上手くブレンドし、Fatumにしか作れないサウンド・世界観で今後もエキサイティングな楽曲リリース、パフォーマンスを私たちに届けてくれることを期待したい。