Justin Primeを語る上で避けては通れない楽曲といえば、DJ MAG TOP 100 DJs 2016で96位に輝いたShowtekとともに制作した「Cannonball」だろう。TOP 100 常連のTiestoをはじめ多くの大物アーティストとコラボする他、Jenifer LopezやFlo Rida、Rihanna、David Guettaなどミュージックシーンを常に引っ張り続けるアーティストたちのオフィシャルリミックスも担当する。そんなダンスミュージックシーンで欠かすことのできない存在となったJustin Primeに今回独占インタビューを実施し、楽曲や今後のスケジュールなど多くの情報を聞き出すことに成功した。

 

Q1. 新曲 “Light It Up feat. Cut_” のリリースおめでとうございます。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

このトラックは、幼馴染のような二人が一緒に育っていく話を表現しているんだ。だけど、一人がもう片方を置き去りにし、新たな人生を求めるために国を出るんだ。これは、僕が勝手に作り上げた架空の話だけど、そのキャラクターが自分の青春時代を振り返っているシーンを描いたトラックだね。

 

 

Q2. 2017年の調子はいかがですか?

順調だよ!今年は、禅のようにスタジオに篭り静かにしている年だね。ショーを少なめにプロダクションに集中するようにしているよ。既に最高のトラックが出来上がっているし、才能に溢れたアーティストともスタジオで作業できているし、初めて触る楽器とかもあってミュージシャンとして成長しているよ。

 

Q3. 今までリリースされた中で一番のお気に入りとその理由を教えてください。

みんなは、ShowtekとのコラボCannonballで知ったと思うけど正直言うと、お気に入りはないよ。みんなに届けるトラックは、全部が僕にとって特別であり、何かしらの意味が含まれているんだ。例えば、”Light It Up”は、多くの人が経験したことだと思うよ。それとリリースされていないが、”Mirror On The Wall”というトラックがあるんだけど、ここ数年で経験した暗い、未知な世界を表現したものなんだ。

 

Q4. 自分のセット必ず流すトラック一つか二つ教えてください。

Darudeの”Sandstorm (Bass Kelph Bootleg Remix)”かな。このトラックは既に数年前のものだけど、ほぼ毎回流すよ。みんながクレイジーになるからね。素晴らしいトラックだよ。それともちろん、僕の”Cannonball”だね。最近だともうこのトラックは、定番の一つのようなトラックだよね。未だにみんなこれを流すとクレイジーになってくれるから最高の気分になるよ。最近、”Prime’s 2017 Edit” でCannonballを新しくアレンジしたから僕のSoundCloudからダウンロードしてね。

 

 

 

Q5. 今年コラボしてみたいアーティストはいますか?

Mark Ronsonとは、ぜひ一緒に仕事してみたいね。絶対すごい作品ができるはずだよ。実は、既に今年に入って幾つかのアーティストとコラボしているんだ。Onderkofferとのコラボはもうじきリリースだよ。Mightyfoolsとのコラボは、まだ作業中とかね。

 

Q6. 日本のファンの方々が驚くようなことを教えてください。

僕のお母さんは、KLMのCAで数ヶ月日本に住んで勤務していたよ。お母さんから素晴らしい話ばかり聞いていたから、2014年になってやっと初めて自分で行くことができて、すぐに恋に落ちたよ。日本は素晴らしい国だよ!食べ物も最高だし、みんなフレンドリーで優しい。

 

 

Q7. サマーシーズンの予定を教えてください。

いつもと変わらないね。ショーとスタジオの往復さ。それと今年は、家族旅行を行こうと思って8月にバケーションをとったんだ。もう2年以上ちゃんとした休みを取っていなかったからね。今までは、色々いと忙しくて目の前の物事に感謝するのを忘れていたよ。だからこの休暇は、重要だね。

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

この記事を読んでくれてありがとう!いつもサポートしてくれてありがとう!みんな大好きだし早くまた日本に戻りたいよ! #PRIMESQUAD

Arigatou gozaimashita!

 

 

Musical FreedomやSpinnin’ Records、Def Jam、Ultra Records、MixMash Recordsなどの世界的レコードレーベルから、Justin Prime がこれまでダンスミュージックシーンに残してきた名曲は数知れず。それに加え、世界中の著名な大型フェスやクラブでショーを行なっているJustin Primeのスケジュール帳は常に真っ黒だ。2017年後半、そして今後もさらに飛躍することが約束されているJustin Primeが、再び日本のステージに立つ日をDJ MAG JAPANは心から願っている。

 

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