デンマーク出身のDJ•プロデューサーとして世界で活躍するMike Hawkins。彼が生み出すサウンドはDJ MAG TOP 100 DJsでもお馴染みのTiestoやHardwell、David Guetta、Steve Angello、Afrojack、Nicky Romero、Zedd、W&W、Martin Garrix、Knife Party、Steve Aokiなどに高く評価され、彼らのプレイリストにも頻繁に組み込まれている。そんな彼が世界トップレーベルの1つArmada Musicと協力し自身のレーベル「VAYPOR」をスタートさせ、さらに新曲をリリースしたとの連絡が入った。多忙な中、今回特別にDJ MAG JAPANの独占インタビューに答えてくれた。

 

Q1. Armadaと共に自身のレーベルを立ち上げたことに加え、そのレーベルよりリリースされた最初のトラック‘Bad Blood’を聞かせて頂きました。この2点について何か教えていただけますか?

Vayporは昔から描いてきたプランが現実となったものだよ。そして、僕が常に目指してきたものなんだ。僕は常にその時々のミュージックシーンの一歩先を行くことを心掛けていて、この業界の最も力のあるレーベルと共に前へ進むことが正しい道だと感じることができた。だからこの構想、そしてこの曲を彼らに捧げたのさ。彼らはとても気に入ってくれたし、その時の雰囲気とかすべてが、これぞ僕がイメージしてきたものだと感じたんだ。だからこのレーベルから世に送り出される曲は時代の一歩先を行くクールでクリエイティビティのあるものでなければならないと思っている。ソウルもなく、ユニークさの欠ける曲はここから配信しないと固く心に決めているね。

 

 

Q2. 2017年の調子はどうですか?

いい感じだね !!! 個人的にそしてクリエイターとして、かなり冒険的な年になっているよ。旅する中で、素晴らしい場所でファンタスティックな経験をし、それを自分の作品へアウトプットするチャンスがたくさんあったよ。僕の場合、多くのインスピレーションは“旅”から与えられるものなんだ。今年は既に、4か国に足を運んできた。一方で、気の遠くなるほどの数の楽曲制作を手掛ける中で、たくさんの素晴らしい才能を持つアーティストと出会うことができた。こんな充実した年はこれまで一度もないよ。

 

 

Q3. あなたの作品の中で最もお気に入りの作品を教えてください。またそれは何にインスパイアされましたか?

それって、自分の子供達の中から一番好きな子を選ぶくらい難しいよね(笑)どれも大好きだけど、”Louder”かな。シンプルに僕のフィーリングに強く訴えかけるエナジーとヴァイブスが一番熱いからだよ。この曲は、僕がただ作りたい衝動に駆られて制作した曲の一つさ。音楽的な実験や新境地を開こうと、頭で考えて制作した曲ではないんだよ。面白いよね。自身のフィーリングに正直に作れれば作れるほど、完成後の楽曲を聴くと自身に完全にマッチする楽曲になる。自身のマインド、ソウルを100%表すことのできたこの曲は僕の誇りだね。

 

Q4. あなたのセットリストの中で必須の曲をいくつか教えていただけますか?

これはいつも僕がライブをするときにすごく悩むポイントなんだ。どれか特定のものを選ぶなんて難しすぎる!けど、質問の回答としては “Klobber”。僕が最近ずっとプレイし続けている音楽だよ。クラブにフィットする曲で、いつでも思う通りに会場を沸かせることができるよ。

 

Q5. この夏のプランを教えてください。

素晴らしい音楽を引き連れて世界中でライブをするよ。待ち遠しいね! 

 

 

Q6. あなた自身に関して日本のファンの皆さんを勇気づけれることは何かありますか?

東京は地球上で最も好きな都市のひとつ!日本が大好きで、僕の中で東京は特別な場所だよ。今までたくさんの街を見てきたけど、東京の絶妙なバランスを保つカルチャーに僕は魅了されるんだ。東京は皆さんの理想を実現するための全てが詰まった場所だと思う。東京でなら、なにかを実現したいという気持ちがあれば必ず実現できるよ。特に日本の人々は、どの国の人たちよりも親切だからね!とても尊敬しているよ。間違いなく東京は僕のホームだ。

 

Q7. 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

皆さんいつもいつもサポートしてくれてありがとう!僕のツアーにまた参加し、僕の今の活動を一緒に取り組んでくれることを願うばかりだよ。皆さんがその実現を待っていてくれることを知っているから、どれだけ時間がかかっても実現するまで僕は絶対に諦めない!素晴らしいファンでいてくれて本当にありがとう!

 

もはや世界トップクラスアーティストの仲間入りを果たしたと言っても過言ではないMike Hawkinsは、DJ MAG TOP 100 DJs 2016で1位に輝いたMartin Garrixや日本でもお馴染みのZeddなどから絶えず曲のリミックスを要望されるなど、その能力に多くのアーティスト、音楽関係者、そしてオーディエンスが惚れ込んでいる。ダンスミュージックシーンの可能性をさらに広げてくれるだろうMike HawkinsにDJ MAG JAPANはこれからも注目し続けるのはもちろんのことだが、日本のファンの皆さんにも是非彼をチェックリストに追加して頂ければ幸いだ。

 

 

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