つい最近までアジアツアーで、日本にも訪れ、パフォーマンスを行なっていたCorey Jamesは、Nicky Romeroをはじめとするアーティストとから熱いサポートを受けている。4月7日にリリースした"Bring It”は、Nicky RomeroのProtocol Recordingsからリリースする6枚目のシングルとなり、過去最高レベルの楽曲になっている。Steve AngelloやGalantis、Alesso、Feenixpawl、AN21、Max Vangeliなどの大物アーティストのリミックスを数多く行うなど、幅広くその才能を発揮しているCorey Jamesに今回DJ MAG JAPANが独占インタビューを実施した。

 

Q1. Protocol Recordingsから新しくリリースされた“Bring It”を聴かせていただきました。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

もちろん!“Bring It”は、僕の最新リリースで、スタジオに入ってフェスやクラブで盛り上がるフレッシュなトラックを作ろうと意識した作品なんだけど、今出回っているトラックとは一味違う感じを出したかったんだ。これに関しては、とてもいい感じに仕上がってうれしいし、すでにDavid GuettaやMartin Garrixなどの大物からサポートされているんだ。

 

 

Q2. 2017年の調子はいかがですか?

バタバタとしたリリーススケジュールを経て、ショーもあって、とてもいい感じだよ。文句言えないね。かなりの数のトラックがみんなに聴いてもらうのを待っているから、それをゆっくりと晒していくのが楽しみだよ。それと夏のフェスで盛り上がるのも楽しみだし、今年は良い一年になるよ!

 

Q3. 今までのキャリアで、一番重要な出来事や分岐点について教えてください。

Steve Angelloがレジデンスを務める評価の高いBBC Radio 1でのゲストミックスは、僕にとってのハイライトであり、このような場に出してくれてSteveに感謝しているよ。もう一つは、僕にとってのローカルなイベント、Creamfieldsにブッキングされてショーをしたことだね。

 

Q4. 今までリリースしてきたトラックから一番のお気に入りを教えてください。それとこのトラックは何にインスパイアされて完成したトラックですか?

う~ん、難しいけど”Another Storm”は、当時悪いサイクルに入りそうだったから色々と深い意味を込めたトラックだから、僕にとってのお気に入りの一つかな。だから、今聴くとその時のことを思い出すよ。リリースして忘れられるようなトラックではなく、みんなにも記憶としてでもいいから残る、エモーショナルなトラックをプロデュースしたかったんだ。

 

 

Q5. 自分のセットの中で、必ず入れるトラックを一つか二つ教えてください。

Teamworxとコラボした”Make The Crowd Go”は、絶対だね!このトラックが演出するエネルギーは、ダンスフロアーでもフェスでも万能だよ。他には、Eric Prydzの”Opus”だね。このトラックは、一年以上使わせてもらっているけど、クラブでは最高だよ。僕のセットでは、少し違う味を出してくれて、雰囲気を上手く変えてくれると思う。リフレッシュされるよ。

 

 

Q6. 日本のファンの方々が驚くようなことを教えてください。

そうだね、まずは日本が大好きってことかな!一回しか行ったことないけど、最高の経験をさせてもらったよ。でも、世界中で寿司があまり好きではないのは僕だけかもね 笑

 

Q7. 2017年上半期には、どのような予定が入っていますか?さらなるアジアツアーは組み込まれていたりしますか?

この前ミニアジアツアーから戻ってきたよ。日本、バンコク、バリ、マカオでショーをさせてもらった。最高のツアーだったし、アジアのファンの人たちに会えてよかったよ。絶対すぐ戻ってくるよ!その他だと、数個リリースを予定しているのがあって、ヨーロッパでのショーもあるし、夏のフェスシーズンも待っているね。待ち遠しいよ!

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

早く日本に戻ってもっと多くのファンの人たちに会えるのを楽しみにしているよ。みんなエネルギッシュで最高だったよ。今までで最高の場所の一つとして絶対入るね!

DJ Mag Japanありがとう。

 

 

フェスティバルシーズンを前に、スリリングなトラックをリリースしたCorey James。最近では、DJ MAG TOP 100 DJs 2016で30位に輝き、今もその輝きをシーンで放ち続けるSteve AngelloのBBC Radio 1 Residencyにフィーチャーアーティストとして選ばれ、Corey Jamesは、さらにその存在感を世界で増している。TOP 100 DJsのトップクラスに入るポテンシャルを持つCorey Jamesが、今後さらにダンスミュージックシーンに新しい風を吹かせてくれるに違いない。

 

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