Jonathan Zhou とRobin Sherpaの2人からなるスウェーデンDJ/プロデューサー、Trilane。2008年に彼らのパッションがEDMを通して結びつき、Trilaneとしてパフォーマンスを開始し、これまで数多くの楽曲を世の中に発表してきた。若い時から、Tom Swoonをはじめとする実力派DJに影響、サポートを受けたTrilaneの楽曲は他のアーティストとは一味違う。そして今回、Nicky Romeroの Protocol Recordingsからスウェーデンの若手No.1パーカッショニストの呼び声高いYAROと「Miss Out」をリリース。今後のビジョンを含め、熱い想いを訊いてみた。

 

Q1. 世界的に有名なスーパースターNicky Romeroのレーベルに所属する、同じくスウェーデン出身の若手No.1のYAROと“Miss Out”でコラボしリリースされたこのトラックに関して、詳しくお伺いしてもよろしいですか?どのようにNicky Romero自身も参加するようになったのですか?

このトラックの発端としては、僕らとYaroでスタジオに入りメロディーを作成し始めたのがきっかけだね。最終的には、2009年か2010年に僕らが好きだったProgressive soundに似ているのを一緒にメインとなるフックのメロディーとして作成したんだ。この出来があまりにも良かったから、残りのプロダクションも進めて、完成したって感じかな。知り合いのMaxに少し調整してもらって、数時間後には完成して、それをProtocolに送ったんだ。すると数週間後に連絡が来て、彼らが僕らのトラックをオフィスで聴いていたことがあり、Nicky自身が最終調整したいと言ってくれたんだ。

 

 

 

Q2. YAROとは、どのようにコラボすることになったのですか?彼と作業して連携などはいかがでしたか?

YAROとは、数年前から友達で、お互いがプロダクションとDJするのが好きだったから自然とスタジオに座って作業するようになったよ。彼とはいい感じで作業できて、これとは別で幾つかリリースされるプロジェクトもあるんだ!

 

 

 

Q3. 2017年の調子はいかがですか?

Protocolからすでにリリースできたし、MirageとBuce Recordsからもリリース予定で、とても順調だと思うよ!ProtocolからのサポートやNicky Romero自身からのサポートもしてもらい、とても光栄だね。それと、"Miss Out"のいいフィードバックももらえてとても嬉しいよ。

 

Q4. 自分のセットにおいて、必ず流したいというトラックを1つか2つ教えてもらってもよろしいですか?それと、そのトラックを選ぶ理由もお願いします。

色々あるから難しいチョイスだね!Miami Music Weekでは、Yaroとコラボした”Horatio”は、いい反応をもらえたし、流すたびに客は盛り上がってくれるね。それとRegilio and Corey Jamesの”Front 2 Back”も客を盛り上げるには最高だよ!

 

 

Trilane & YARO - Horatio (From Miami)

 

 

 

Q5. この業界に入る前、もしくは入ってから誰に影響をされましたか?

スウェーデンのようなEDM大国で育って、いろんな方々に影響されたから一人の名を挙げるのは難しいよね。でも、挙げるとしたらAxwellだね。彼のプロダクションは全てすごく好きで、すでに数々の成功を収めてきたけど、未だにより良い自分、作品を世の中に配信していこうとしているからね!

 

Q6. 日本のファンの方々が驚くようなことを教えてください。

Jonathanは、日本のCG映画、漫画、アップルシードシリーズやベクシル2077日本鎖国が好きで、ファイナルファンタジーのゲームも好きなんだ!僕、Robinは、寿司が大好物で、日本に行く際には、世界的に有名なすきやばし次郎の寿司が食べたいね。

 

Q7. 2017年の今後の予定を教えてください。

3月20日は、Yaroとの新たなコラボ”Horatio”がMirage Recordsからリリースされたんだけど、BUCEからも2つリリース予定だよ!他では、また発表できないプロジェクトがあるから、その時を楽しみにしててね!

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

みんなのサポートにとても感謝しているよ!僕らの力になっているし、近々日本でみんなに会えるのを楽しみにしているよ。

 

 

Trilaneをこれまでサポートしてきたアーティストは、AfrojackやNicky Romero、Dimitri Vangelis & Wyman、Sick Individuals、Tom Swoon、D-wayne、ArtyなどいずれもTOP 100 DJsで上位にランクインし、EDMシーンを最前線でリードしているアーティストばかりだ。Phazing, Wall や Mirage Recordsなどの一流レーベルからも次々に楽曲を発表し続けるTrilane。「Trilane sound」が今後ダンスミュージックシーンでどのようなインパクトを残していくのか、ぜひ日本のオーディエンスの皆さんにも注目して頂きたい。

 

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