electrox Beach Osaka、electric zoo beach Tokyo 2015で初来日を果たし、日本のオーディエンスに一流のパフォーマンスを披露した、DJ MAG TOP 100 DJs 2016 #93位のDyro。日本でも大人気アーティストの1人であるHARDWELL主宰のRevealed Recordingsと契約する傍ら、自身でも「WOLV Records」を立ち上げ、EDMシーンの中で重要な役割を担っている1人と言っても過言ではない。自身の曲をプロデュースするだけではなく、TOP 100 DJs #34のBassjackersをはじめとしたアーティストのサポートなどを献身的に行い、多方面から支持されるDyroに今回独占インタビューを実施した。

 

Q1. 自身のレーベルWOLVからリリースされた‘Dyro x Goja - Alive’ が、最新のリリースになると思うのですが、このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

Gojaは、僕のレーベルWOLV Recordsと契約を結んでいるとても才能のあるイタリア人デュオなんだ。初のデモのため、かなりの時間を使い完成させてくれたよ。去年の3月末ぐらいに作業をし始めて、最終的にはこのコラボ作品がリリースされたんだ。これに関しては、とても満足しているし、ちょうど僕の味とGojaの味が五分五分ぐらいなトラックだね。

 

 

Q2. 去年は、なぜリリースする頻度が減り、その間の時間が長ったのですか?

去年の5月からTMWRK Managementと仕事するようになり、内部的に構造を変える必要があったんだ。それと、自分的にも色々と模索していたね。自分のディスコグラフィをもっと多彩にしようと思って、いろんなジャンルを試そうとしてそれに時間を費やしてたのもある。最終的には、うまくいって今年は、去年の分も溜まっているのがあるから、多くのリリースが期待できるよ。

 

Q3. すでに、新しい音楽は準備されているのですか?それと、以前のDyroとは、かけ離してこれからのリリースを聴いて欲しいということですか?

そうだね、いっぱい準備しているよ。かけ離して聴いてもらいたいかもね。でも、これは、すべての一環と考えてもらいたい。初のリリースの頃から、自分が今後どのような音楽をプロデュースしていきたいかを考える時間があったらよかったと思うよ。でも結局は、次何が来るかだと思うよ。

 

 

Q4. プロダクションの作業をされている時、どのようにインスピレーションを得ていますか?感情、人、環境とかですか?

特別な音やメロディー、リズムがあれば何でも影響されるよ。アイディアは、ちゃんと書くし、ハミングしながらレコードもするよ。

 

Q5. 自身のWOLV Recordsに関してですが、ここ数年でどのような活動をされてきましたか?

もう2年も活動してきたよ。今までで成し遂げたことに関しては、誇りに思っている。多くの人たちからも求められているし、才能に溢れているGojaとLoopersと契約を結べたこともうれしく思っているよ。彼らの新しい音楽は、dopeだよ。毎週リリースするよりは、彼らのキャリアやマネージメントも含めて進めていこうと思う。リリースは減るけど、質は上がるよね。

 

Q6. WOLV Recordsでは、どのアーティストに耳を傾けるべきですか?

Loopers とGojaだね。

 

 

Q7. 2016年のハイライトを教えてください。2017年は、特別な目標はありますか?

世界中でショーをこなし、新しい笑顔を見れたことかな。初めて行く場所が多かったよ。僕からすると、予想もしていない場所に僕のファンがいるってだけで、モチベーションになるよね。例えば、アジアの中心にある名前も聞いたことのない場所に僕のファンがいたりするんだ。

 

Q8. 日本の第一印象を教えてください。特に印象に残っていることとかありますか?

期待を裏切らない場所だったね。日本人のファッションも大好きだし、食べ物は最高だよ。それと、日本にいる僕のファンは、世界基準で見ても熱心で、情熱のある人たちだと思うよ。

  

Q9. DJ MAG TOP 100 CLUBSが、開催されていましたが、お気に入りのクラブを教えてください。

多分DJの目線で話すと、クラブが良い、悪いとかの問題ではなくて、ファンの客層が全てだと思う。そう考えるとドイツ、ケルンにあるBoothausは、最高だよね。とにかく、ファンがクレイジーだよ。

 

Q10. 今後の予定を教えてください。リリース?アルバム?大型フェスに参加? 

すでに、8曲はリリースまじかでスタンバイしていて、もう1つも完成するよ。GTAやWhat So Not、ETCとのdopeなコラボだね。アルバムは出さないけど、never say never。

 

 

EDMシーンに欠かすことができないアーティストとして世界中で活躍するDyro。自身のレーベル「WOLV Records」の成長も著しく、様々な楽曲をリリースする他、TOP 100 DJs #36のHeadhunterzやアメリカの西海岸を拠点に活躍するアーティストLucky Dateなどをゲストとして招聘し、「WOLV Party」をマイアミで成功させるなど、多くの業界関係者がその一挙手一投足に注目している。昨年も日本でパフォーマンスを行なっているDyroが、2017年再び日本中のオーディエンスを大熱狂させてくれることを心から願っている。

 

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