Timmy Trumpet、彼の枕詞は「DJをしながらトランペットも演奏するアーティスト」。オーストラリア出身のDJ / プロデューサー、そしてトランペット奏者であるTimmy Trumpetは、イビサ島でギグをこなしながら、EDMの曲にトランペット演奏を加えるという今まで誰も考えつかなかった斬新なパフォーマンスを披露し、一躍その名が世界で知られるようになった伝説的アーティストだ。TOP 100 DJs 2016で75位にランクインし、今最も勢いに乗っているアーティストの1人言っても過言ではないTimmy Trumpetに新曲やDJ MAGについて訊いてみた。

 

Q1. 新しくリリースされた“Oracle”を聴かせていただきました。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

まず、ジャンルを超えて新しいアイディアを試すのが大好きなんだ。スコットランドのセルティックの人々が喋る、ゲールとウェールズ語を組み合わせトランスのトラックを作ったんだけど、クレイジーだったよ。その最終形態が、このOracleなんだ。SoundCloudやYouTubeで聴いてみて!

 

 

Q2. 去年の手応えを教えてください。今年の目標はありますか? 

いろんな経験をさせてもらったよ!今まで以上に世界を回ったし、新しい場所を見ることができた。Tomorrowlandでのショーはすごかったね!Carnageと”Toca”をEDC Las Vegasのメインステージでやったのもすごかった。

 

 

Q3. いつ頃から作曲を始めようと思い、どなたに影響をされました?

Metallicaからモーツァルトまでいろんなジャンルからインスパイアされるね。お父さんがトランペットのアーティストで、4歳の頃から僕もトランペットをやり始めて、すぐ自分の音楽を作曲し始めたんだ。常に、作曲しているし、周りの環境に常に影響されるんだ。

 

Q4. 再びDJ Magで、”Top 100 Clubs”の投票が始まりましたが、お気に入りのクラブを教えてください。

多すぎて選べないけど一つしか投票できないなら、クラブの全体像を考え、お客さんが最大限楽しめる時間を提供できる、プロダクションとエンターテイメントにこだわっているクラブかな。

 

Q5. 作曲される時は、どのようなことにインスパイアされますか?

アイディアが降ってくるのを待つようにしたんだ。いろんなジャンルの音楽を聴くのもいいよね。聞いたものに影響されて作曲が成り立つこともあるから、自分のジャンルだけではなくていろんなジャンルを聴き、そこから新しいものを作るべきだよね。

 

 

Q6. 数年後の自分は何をして、自分の音楽はどうなっていると思いますか?

その時にインスパイアされたことを作曲に生かしながらやっていると思うよ。今もそうだけど、理想をあまり上げないようにはしているんだ。常に、自分のやりたいことに関しては真剣に取り組みたいし、そのプロセスで楽しむことも忘れずにいれたらいいね。

 

Q7. DJ/ProducerとしてDJ Magは、どのような存在ですか?

DJ Magのようなプラットフォームは、今までもそうだしこれからも重要であり続けるだろうね。DJ Magのような会社がなかったら、この業界を宣伝し拡大させられることもなかっただろうし、僕らアーティストたちはこのような人生を歩めなかっただろうね。そう考えると、尊敬しているよ。

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

死ぬまで一緒にパーティーしよう!!!

 

 

数々の伝説を残し、今年初めてDJ MAG TOP 100 DJsの仲間入りを果たしたTimmy Trumpet。2014年にSavageとコラボした「Freaks」が爆発的大ヒットし、Armin Van Buuren、Carl Cox、Fedde Le Grand、Dizzee Rascal、Fatboy Slimなどの超一流DJたちから気に入られ、2017年も活躍が既に約束されたアーティストとして我々に興奮をし続けてくれるに違いない。2015年にはV2 TOKYOやKITSUNE KYOTOでギグをこなしており、日本人ファンも多いTimmy Trumpet。再び日本に来てくれる日を期待したい。

 

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