インドのダンスミュージックシーンで最も大ブレイクしたアーティストの1人Anish Soodは、DJ MAG TOP 100 DJs 2016で6位に輝いたDavid Guettaの前座を務め、今やインドのみならず世界で一目を置かれている。最近リリースしたシングル「Superfly」は、インドのiTunesチャートで3位にランクインし、インドを中心にクラブやフェスからオファーが殺到している。David Guettaをはじめ、TOP 100 DJs 2位Dmitri Vegas & Like Mikeや7位Steve Aoki、10位Afrojack、16位Axwellなどのビッグネームと肩を並べギグをこなし、徐々に世界へ活躍の場を広げるAnish Soodに新曲や今後の予定について訊いてみた。

 

Q1. 新しくリリースされた“Don't Stop”を聴かせていただきました。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

“Don't Stop”は、LA に拠点を置いているシンガー・ソングライターCharlie Sputnikとのコラボ作なんだ。Popとdanceのvibeを意識したトラックで、フレッシュにファンキーなベースライン、ドロップにギターを使ったトラックだね。

 

 

Q2. Charlie Sputnikとは、どのようにコラボするようになったのですか?

Charlieとは、彼のマネージャーがCharlieの明るい、キャッチーなヴォーカルを送ってくれてすぐ気に入ったんだ。それ以降メールでのやり取りをし始めるようになって、お互い時差もあり真逆の生活を送っていたから逆に仕事しやすかったね。歌詞が上がってきたら、僕が音にはめ込む作業をして、それですぐ送ってCharlieが起きた時に意見をもらって、僕が起きた時にそれで修正を加える作業の繰り返しだったからね。

 

 

Q3. 去年の手応えを教えてください。今年の目標はありますか? 

2016年は、最高の年だったよ! インドのPuneでやったSunburn Festivalのメインステージでショーができたから、この前の年明けが一番いい経験になったよ。その直後、プライベートジェットに乗って実家があるGoaに飛んで大型ビーチパーティーを演出したよ。忙しくて疲れたけど最終的には、最高な経験をさせてもらったよ。

 

 

Q4. 作曲されている時は、どのようなものにインスパイアされますか?

良いコードとフックだね。基本はまず、ベースライン、ドラム、フックを考えるんだ。ヴォーカルがあるトラックやないトラックでもフックは必ずだと思うよ。

 

Q5. この業界にいて誰に一番影響されましたか?

世には、数え切れないほどの素晴らしい音楽が出ているから、正直言うと日に日に変わっているよ。その中でも、常に影響されているのはZhuであったり、DisclosureとかBondaxかな。

 

 

 

Q6. 2017年の予定を教えてください。

2017年の優先順位は、前半でアルバムの作成を完成させることだね。それが終わり次第、アルバムのプロモーションツアーを組んでインドをはじめ世界中を回るよ。

 

Q7. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

日本という素晴らしい国には、まだ行ったことないから近々行けるといいな!日本食、デザイン、酒には、長い間魅了されてきたからそれを実際に体験できるのを楽しみにしているよ。 

 

 

母国のインドを中心に1年間でこなすギグは100近くになり、リリーススケジュールなどを含めると、毎日多忙を極めるAnish Sood。インドのダンスミュージックシーンで彼のことを知らぬ人はいないといわれるほど影響力があり、今後さらに世界で大ブレイクする準備はもう既に整っている。インドのゴアで生まれ育ち16歳からDJに励み続けるAnish Soodが今後どのように世界でブレイクしていくのか、大注目だ。

 

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