12月16日にOWL OSAKAでギグをこなし、日本のファンを大熱狂させたHelena Legendは、数々の有名DJとコラボを行い、ラスベガスのDrai's Nightclub/DayclubでレジデントDJとしても活躍している女性アーティストだ。今年は中国で行われたStorm Festivalのヘッドライナーを見事に務めあげ、多くのビッグフェスやクラブ、そしてファンから一目を置かれる存在となった。そして、次のステージのアポイントが着々と埋まっていき、多忙な日々を過ごしている。母国のアメリカをはじめ、ヨーロッパ、オーストラリア、そしてアジアなど次々に活動の場を広げている注目株、Helena Legendに今後のリリースやDJ Magについて訊いてみた。

 

Q1. “No Explanations” EP シリーズに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

この前新しいEP, No Explanations pt1をリリースし、LyreとフィーチャリングしたRU Feeling It, 初めて自らヴォーカルを務めたIllusion, アーストラリアの若きタレントBlack RoseとコラボしたGetawayの3曲をまとめたんだ。Part2は、2月10日にリリースする予定。シングルを続けてリリースするよりもEPでまとめてやったほうが、私のやりたいことをより上手くみんなに届けられるし、今の所ありがたいフィードバックをもらっているから今後も楽しみね。

 

 

 

Q2. 今年はいかがでしたか?今年のハイライトを教えてください。

2016年は、いい年になったよ。作曲面で言うと、このEPが完成してよかったし、ショーに関しては、アジアにも進出できて夢のようだったね。これからアジアは、もっと大きくなるね。中国でやって、Storm Festivalも興奮した。

 

Q3. 作曲するときは、どのようなものにインスパイアされますか?

色んなものから影響を受けるけど、DJ Snake, The Chainsmokers, Major Lazerがこの業界で成功しているってことで、私ももっとPopの方面にいける自信がついたよ。 

 

Q4. アーティストというキャリの中で、一番印象的で重要だった出来事を教えてください。 

これまでいくつかあったけど、Radio1で新曲Illusionを流してもらい、生で私が歌ったのもそうだし、この瞬間は、自分にとって重要であり大切にしているメモリーだね。

 

Q5. DJ Magで、Top 100 Clubs Rankingが再び始まりましたが、 いろんなクラブでギグをこなしてきた中で、お気に入りを教えてください。

一つ選ぶのは難しいけど、オーストラリアのブリスベンにあるFamilyは、とてもいいクラブだね。オーストリアで、初めて色々とサポートしてくれた大きなクラブでもあり、そこでギグをするのは、とても楽しい。アメリカだと、シカゴにあるThe Midは、本当に音楽を楽しめるクラブであり、プレーしていてもすごくのめり込む感じがある。カナダのモントリオールにあるNew City Gasも最高だよ。

 

Q6. 大阪でのギグはいかがでしたか?  

素晴らしかったよ!客も盛り上がってたし、LED、音響と設備が整っているクラブ自体も良かった。Vibeもよかったし、また戻りたいね!

 

Q7. 日本の第一印象を教えてください。

日本は、アジアのニューヨークって感じがするよ。特に東京は、最先端を走っている都市だし、人々のファッションとかもすごいと思う。もちろん、食べ物も美味しすぎるからお気に入りの場所だよ。

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。 

みんなにも是非私のEPを聴いてもらいたいし、好きになってくれるといいな。来年も日本に来てショーをできたら嬉しいからまた今度会う日まで!Big Love Japan!

 

Helena Legendの成長は著しく、多くのファンに注目されている。DJ MAG TOP 100 DJs 2016で14位に輝いたCalvin Harris の「This Is What You Came For」や45位NERVOの「Let It Go」などをリミックスし、その名をEDMシーンに知らしめ、自身もMusical FreedomやMixmash、Ultra、Sonyなどのレーベルから次々とシングルを発表している。EDMシーンに数少ない貴重な女性アーティストとして今後どのように進化を続けていくのか、その一挙手一投足に多くの視線が集まっている。

 

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