HugやHuggotron、Jetboy of Beckster、Kaliberなど数々のステージネームで知られるスウェーデン出身のハウス・ミュージックDJ/プロデューサーDahlbäck。17歳の時に初めて曲をリリースしてから、現在まで500曲以上のトラックを発表し、EDMシーンを代表するDJ/プロデューサーとしてその名が知られている。2011年に「Is This For Love」、2012年に「Start Lovin’ You」など毎年のように名曲をリリースするだけではなく、Clubbers Guide Ibiza 09 やToolroom Knightsなどの数多くのコンピレーション・アルバムに参画し、ファンに興奮を届けている。そんなDahlbäckに今後のリリースやDJ Magについて訊いてみた。

 

Q1. “Won't Back Away”が、11月23日にリリースされましたが、このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

これは、もともとNick & Simonのテレビ番組”The Dream”ように作った曲なんだ。レーベル側が、これをリリースしようと決めて結局こんな形になった! このトラックは、個人的に面白いと思っていて、僕がプロデュースした感があまりないよね笑 でも、これはこれでいいと思うし、いい経験になったよ。

 

 

Q2. どうやってオランダの有名なアーティストNick & Simonとコラボすることになったのですか?

単純に、彼らの番組のために曲を作ってくれって依頼があったからだよ。彼らは、面白かったし、楽しい、いい経験ができて満足しているよ。

 

Q3. 12月16日に別のリリースがあると聞いたのですが、そのトラック”Candy”についてもお伺いしてもよろしいですか?

これは、完全にクラブ用のトラックだね。 前にリリースした “Raven” の延長戦沿いにある曲って感じかな。

 

Q4. 世界的に認められているプロデューサーとして、曲作りに関して意識していることは何かありますか?

常に、オリジナルでいることかな。常に新しい、別の音や少し予想外のメロディーとかをイジって作ることが重要だったりするよね。もちろん、他のアーティストに影響される時もあるけど、自分の色を出すことが一番重要だね。

 

Q5. 毎回新しい曲をプロデュースする際、インスピレーションはどこからくるのですか?周りにいる人々、環境、個人的に聞いている音楽とかからですか?

本当のことを言うと、パソコンを開いて、曲作りのプログラムを起動させるだけでインスピレーションをもらえるよ。あと、自分がる環境にもよく影響されてそれがトラックっていう形になる時も多いね。

 

Q6. DJ、曲作り、Pickadoll Records、Mutants Records、Dahlback Records、Mutants Radioと多くのことをやられていますが、どのように時間を有効活用しているのですか?

残念ながら、今挙げてもらってうちの多くはもうあんまり活動していないんだ。今は、DJと新しいアルバムに向けての曲作りがメインになっているよ。 

 

Q7.  2016年の残りのスケジュール、2017年のスケジュールを教えてください。

もう直ぐ、”Candy”がリリースされて、2017年1月にも別のトラックがリリースされる予定だよ。だから、この2ヶ月間は、ウキウキしているよ笑

 

Q8. DJ/Producerとして、DJ Magはどんな存在ですか?

僕が、曲を作り始めた頃は、DJ Magを見て新たなアーティストや音楽を発掘してたよ。だから、よく読んでたし、自分の曲を取り上げてくれた時は嬉しかった。

 

Q9. 日本のファンの方々にメッセージをお願いします。

日本は大好きだから、戻れるのを楽しみにしてるよ!

 

数々の名曲を世に放ち続けるDahlbäck。ラスベガスにあるXS Las Vegasではレジデントにも抜擢されるだけではなく、PachaやUshuaia、Ministry Of Soundなどでプレイ。さらに、TomorrowlandやTomorrowWorld、Dance Vally、Stereosonicなど世界中の大人気フェスで観客を大熱狂させた。また、DJ/プロデューサーだけではなく、Pickadoll RecordsやMutants Records、Dahlback Recordsの3つのレコードレーベルのオーナーという顔も持つ。今日も前進し続けるDahlbäckに今後も大注目だ。

 

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