名画家ピカソの末裔・Florian Picasso。2012年にEDMシーンに興味を持ち始めたFlorianは、DJ Mag TOP100DJs 2015で18位に輝いたNicky Romeroのレーベル「Protocol Recordings」やCr2 Records、Toolroomなど数々のレーベルから曲をリリースしているEDMシーン期待の星だ。「The Shape」では、世界中で活躍する日系人DJ 、DJ Mag TOP 100 DJs 2015で10位にランクインしたSteve Aokiとコラボを果たし、EDMシーンを驚かせた。そんな今最も勢いに乗っているDJの1人Florian Picassoに今後のリリースについて、そしてDJ Magや日本の印象について訊いてみた。

 

Q1. 8月29日にProtocol Recordingsで新作「Mamo」をリリースされたそうですが、この新作について詳しく教えてください。

トムとの世界観が合わさり、言葉にできない絶妙なブレンドが生まれた時、この素晴らしい1曲は生まれたんだよ。

 

Q2. どのようにこのトラックのコラボは始まり、リリースまで歩んできたのですか? 現在、一緒に活動している他の曲もあるのですか?

まず僕がこのコラボのアイデアについて考え始めて、トムがそのアイディアを引き継いで、彼らしい様々な新しい発想を取り込んでくれて、このコラボは進んでいったんだ。

 

Q3. 音楽をプロデュースするとき、いつもどのようにひらめくのですか?

ひらめきは、あらゆるところにあるよ。音楽の中だけじゃない。

 

Q4. Nicky RomeroやProtocol Recordingsとの協働はどうですか?

とても良い感じだよ。彼のチームはとても堅実だよね。何から何までしっかりしている。特に、ヨリクの働きぶりはグレートだよ。

 

Q5. 自分自身、そしてご自身が生み出す音楽は数年後どのようになっていると思いますか?

MTV VMA(Video Music Awards)で、Kim KardashianやFifth Harmonyの位置に行くことかな。

 

Q6. このインタビュー中に何か話しておきたいことで、まだ世の中に出ていない情報はありますか? もしあるなら、教えてください。

そうだね、日本についてかな。日本の文化は僕が子供の時に様々な良い影響を与えてくれたよ。マンガだったり、アニメだったり。それを見ながら成長してきて、架空のキャラクター達から学ぶことが多くあったよ。あと、料理も美味しいし、日本人は本当に素晴らしいよ。もちろん文化も。世界が日本を手本にすればもっと良くなると思うけどな。

 

Q7. DJ/音楽プロデューサーとして、DJ Magはどんな存在ですか? また、DJ Mag Japanに対してコメントがあればお願いします。

DJ MagはDJたちにとって、重要な情報源の1つだよ。ファンを含め、すべての人がカンタンにDJの情報を手に入れられるようになったのも、DJ Magがあったからだよね。

 

Q8. 日本のファンにメッセージをお願いします。

近いうちに会おうよ! その日まで待ちきれないぜ、マイギャングたち!

 

ピカソの末裔DJは、幼い頃から日本に憧れを持っていた。ワンピースやガンダム、日本のカルチャーは彼の人生に大きな影響を与えたようだ。日本をリスペクトしてか、Protocol Recordingsから「ORIGAMI」というヒット曲もリリースしている。ピカソ家の一員としての誇りと責任、さらに技術を磨き、確固たるアイデンティティを確立したいと自らを奮い立たせるFlorian。EDMシーンに新たな風を吹かせる火付け役となれるのか、今後の活躍に注目だ。

 

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