実力派DJといえばこの人、マイアミ出身のBorgeous。現在、ロサンゼルスを中心に活動しており、ラスベガスにある一流クラブ「Drai’s」と「Marquee」ではレジデントDJを務め、ラスベガスのナイトシーンを盛り上げている重要な1人である。DJMag TOP100DJsでは2015年に74位にランクインを果たした。そんなBorgeousに今後のリリースについて、DJMagについて訊いてみた。

 

Q1. 今月13日に初のアルバム「13」がリリースされましたが、この「13」はどんな意味が込められているのでしょうか?

タイトルは、元々は、僕が気に入ってる数字の1つ、「13」にちなんでつけんたんだ。そのうち、「13」って数字が“BORGEOUS”の“B”に見えるって話になって、で、それじゃあ13曲のアルバムにしよう、ということで制作が始まって、最終的に15曲詰まったアルバムとして出来上がったんだ。ていうのは、どうしても2曲は外せなかったんだな。このアルバムでは、もの凄く幅の広い音楽を楽しめると思うよ。僕は、皆が興奮する曲、ドライブしたくなる曲、プールサイドで聞きたくなる曲、彼女や彼氏との別れ辛さを乗り越えられるような曲、そんな作品集を作りたかったんだ。

 

Q2. 初めてギグを行ったときのことについて聞かせてください。

生まれて初めてのギグは確か、ハリウッドの「roxbury」だったはず。すっごく緊張して、絶対ミスっちゃだめだって、言い聞かせてたの覚えてるよ。笑えるね。

 

 

Q3. 「Borgeous Army」に興味があるのですが、世界中でこのファンとの交流をつくる秘訣を教えてください。

ファンとは毎日SNSで交流してるんだ。僕の音楽が好きなファン・グループを作りたいんだ。僕が彼らを大事に思うと同じくらい、彼らが僕の音楽と僕を好きでいてくれる様なファンクラブね。

 

Q4. DJキャリアの中で最も印象的なエピソードを教えてもらえますか?

世界中で「Tsunami」が1位をとったとき。それから、「invincible」や「wildfire」が売れたときかな。ものすごく頑張ってつくったからね。

 

Q5. どんなダンス・ミュージックが好きで普段聞いてますか? 子ども時代に誰かお気に入りのアーティストはいましたか?

なんでも聞くよ。思春期に大好きだったのはカート・コバーン(Nirvana)だったね。

 

Q6. 今年の5月に東京でギグされましたが、日本のオーディエンスの印象はどうでしたか?

ageHaでのショーは最高だったよ! 僕の最高にお気に入りのショーの1つだ。観客はもの凄くエネルギッシュだったし、制作側は、アーティストの受入れ体制とか手抜きが無くって素晴らしかったね。でも、一番の思い出は、フロアの観客全員で僕の曲を一緒に歌ってくれたことだよ。これ以上の経験なんて、なかなかできないよ。

 

 

Q7. DJMagはあなたにとってどんな存在でしたか?

DJ、ファン、業界人のコミュニティ。必要な情報は何でも手に入る。

 

Q8. 今年、DJMag Japanが設立されました。日本から投票してくれた方とファンへメッセージをお願いします。

何年にも渡って、投票や支援してくれた全員に感謝するよ。ものすごい支えだよ。この調子でいこうぜっ! =)

 

もともとジャンルはビッグルーム・ハウスのみだったが、最近では様々なジャンルに、さらにEDMだけではなく、ヒップホップと絡めた曲の制作も行っているBorgeous。自分のスタイル、そしてオリジナルをとても大切にしているだけではなく、果敢に新しいサウンドを追い続けているBorgeousの音楽に、これからも注目せずにはいられない。

 

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