メロディアスなビッグ・ルーム・ハウスといえば、TOP100DJs #36 Ummet Ozcanの名前が真っ先に上がるだろう。TOP100DJs 2015のインタビューでは、「2016年はDJギグだけでなく、スタジオでより多くの時間を過ごすことも大切にしたい」と語ってくれた。そんな彼に7月15日に発売された新曲「Megatron」について、そしていつも興味深い彼のミュージック・ビデオについても訊いてみた。

 

DJMag: 新曲「Megatron」がリリースされたけど、この曲を制作するときに、どこからインスピレーションが湧いたの?

Ummet OzcanShaggy(シャギー)のboombastic(1995)が大好きでさ。もう、ほとんど僕のテーマソングみたいなもんで。で、そんな感じの曲を書きたかったから、「Megatron(メガトロン)」をつくったんだ。自分でもいいトラックに仕上がったと思うんだ、プレイしても反応もすっごくいいからね。

 

DJMag: いつも興味深いミュージック・ビデオをつくっているね。今回のミュージック・ビデオではかわいいロボットが登場してたけど、どのように制作に関わっているのかな? どのようにアイデアをカタチにするの?

Ummet Ozcan: 僕のほとんどのMVには、構想段階から僕もかかわってるんだ。ちょっとしたストーリーを思いついて、そこからミュージック・ビデオを仕上げていくのって、本当に楽しいプロセスだよ。今回は、あらゆる種類のロボットを色々試してみたんだけど、こいつは弱虫っぽい表情をするもんだから、もう、皆、愛着わいちゃって、即決、みたいな。

 

DJMag: この夏も忙しそうだけど、ツアーや、新譜の制作について聞かせてよ!

Ummet Ozcan: 夏はマジ、死にそう! あちこちでフェスが開催されてるから、本当に忙しいったら。これから、スカンジナビア半島だろ、イビザ、それにギリシャ、イギリス、アメリカ… あとほかに何か国か行く予定だよ。僕のトラックについてだけど、いま新しいトラックを制作中なんだ。すっごくいい曲がいくつも仕上がってるから、期待しててよ。僕も早く披露したいんだ!

 

DJMag: Ummetに音楽的な影響を与えたことは何? 誰かに影響を受けたの?

Ummet Ozcan: 僕、色んな音楽聞くから。ダンス音楽だけじゃなくって、アンビエントやギター演奏とか。意識しないうちに、そういった曲の要素を取り入れてるんだと思うんだよね。ただ、特別影響を受けたアーティストっていうと、思い浮かばないかな。

 

DJMag: TOP100DJsの投票が今年、日本でも始まったんだ。日本のファン、Ummetに投票した方にメッセージをお願いできるかな?

Ummet Ozcan: 日本にはもう何回も訪れてるよ。日本に行くと、毎回、受け入れられてるっていうか、超ホッとするんだよね。日本でのショ―とか、ファンとの交流でも、すっごくいい思い出があるよ。だから、早く日本に帰ってファンの皆に会いたいね!

 

DJMag: 最後に、日本のオーディエンスにメッセージをお願いします。

Ummet Ozcan: Matane!!(またね!!)

 

 

Ummet Ozcan『Megatron』

2016年7月15日発売 Beatport、Apple Music他主要サイトにて配信中

 

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