2014年12月よりアメリカ・キューバ間で国交回復に向けた交渉がなされていたが、Major Lazerは初めてキューバでパフォーマンスしたUSアーティストとなった。
彼らトリオは3月6日の日曜、ハバナのアメリカ大使館前にあるTribuna José Martíで450,000人ものファンを集め、無料コンサートを開催。
イベントはキューバ政府と国民に関わるNPO団体・Musicabanaの後援を受けたものだ。
Major Lazerは文化交流の一部として、キューバの音大生と対面し、地元のローカルDJとステージに立つ場面も。
TO THE PEOPLE AND THE COUNTRY OF CUBA THANK YOU. WE HAVE BEEN HUMBLED BY YOUR LOVE
Major Lazerさんの投稿 2016年3月7日
Diploはイベントについてこう話す。
「物心ついて以来、キューバは僕の音楽へのパッションに大きな影響を与えてくれた。世界中にとって、特にフロリダ出身の僕にとっては、あのパワフルな文化は衝撃的だった。今、キューバは最重要なカルチャー・センターのひとつとして音楽を発展させている。」
彼は、こう付け加えた。
「僕は幸運なことに数年前、友人のCalle 13とキューバを訪れる機会があって、その4日間に人々・カルチャーの奥深さ・彼らの生き方に驚かされた。2016年にまたキューバで、しかもカルチャーの一端としてパフォーマンスできるなんて、僕はMajor Lazerプロジェクトをそこでさせて貰って心から光栄に思う。」
今回のコンサートに続き、ハバナでは5月5日より8日までMusicabanaが開催される。30年間以上コラボレーションしてきたアメリカとキューバのパートナーよる、初の国際的なミュージック・フェスティバルだ。