またこの季節がやってきた。早朝までフルーティーなカクテルとノンストップダンスで,晴れたフロリダのビーチ一面を借り、1週間興奮した日々を送った。最初に、DJ MAG PoolパーティーをThe Surfcomber Hotelで行い、1年間のパーティを毎年3月に、年間ダンスミュージックカンファレンスとして毎年行われている'マイアミミュージックウィーク'と、ともにアメリカのDJ MAG読者に向けて行っている。海辺の素敵なホテルで、パーティーの中心に透き通ったプールの水面にDJ MAGのロゴが入ったビーチボールを浮かべた。DJ MAGがマイアミミュージックウィークをThe Surfcomberで行なわれたのは今回が初めてでなく、MK・Kevin Saunderson・Bob Sinclarと共にイベントを行ってきた。昨年はとてもビッグな年になり、Patrick Topping・Dyro・Hardwellの錚々たるDJだけでなく、Seth TroxlerがPhats and Smallの往年の名曲‘Turn Around’もプレイした。今年は、今まで以上に印象的で誰もがスティーブ・アオキとDubfireが同じ日にスピンすると思わなかっただろう。

 

 

我々がThe Surfcomberに水曜日の朝到着した時には、すでにサウスビーチのホテルの前には長蛇の列ができていた。ツーリストと残りは地元の人の行列は、路上に止めた車から激しく流れるヒップホップやEDMともに賑わっていた。一旦中に入ると、Toolroomとサインを交わしたスター・Weissがシカゴハウスとどっしりとしたテックハウスのリズムで会場をいい雰囲気に温めていた。UKの二人組Eli & Furが次にプレイし、私たちがパイオニアラウンジに向かう前に、DefectedのルードボーイSonny Foderaが新しい機材で素早くプレイした。UKの伝説のDJ Paul Oakenfoldも雑談のために立ち寄り、パリのD’Julzも。階段を降りる前にJosh Wink の後に Nick Curly が続くのに間にあった。次の出演者は事前にアナウンスしていなかったゲストがDJデッキの前に立っていた。それは他ならぬ誰からも愛されているDubfireで、今月のDJ MAG USAの表紙の人物だ。

 

パワフルなリバーブと完璧なFXで彼のトラックは繋ぎ合し、Dubfireは、ラフで手早いテクノを強く叩きつけてオーディエンスを喜ばした。EDMのスター・R3habは夕暮れに向けてエスコートすることが仕事で、彼のセットが始まるのと同時にマイクパフォーマンスが始まった。セットが終わるまで狂気的なEDMが続いた。カナダ人2人組、DVBBSは、後ろに絵に描いたような夕暮れのビーチとともにオーディエンスをヒステリックな世界へ送り込む。Steve AokiのファンはDJブースの前に出番前から集まり出し、彼の名前や彼がプレイするだろうDim Makの往年の名曲や新しい幾つかのトラックも叫んでいた。セットの最後にAokiは、ライオンキングのテーマをEDMにリミックスした奇抜なトラックをプレイした。オーディエンスが帰路につく前に、残すはTOP100DJsの勝者 Dimitri Vegas & Like Mikeのみ。時計の針が午後11時を指す頃、音楽は弱まり脂っこいケバブで素早く休憩し、波打ち際を歩いて戻った。

 

 

急ピッチで、我々のホテルでシャワーを浴びるなりしてリフレッシュすることがとても必要で、それから、我々はローカル・ホットスポット(Treehouse)にコリンズ通りに沿って出かけた。 近年サウスビーチのクラブはWMC(Winter Music Conference)の中心部で、最近はGet Physical・Carl Craig’s Planet E・Life + Deathといった面白いショーケースが開催された。とても人気のあるUKの2人組 Duskyによって、2つの素晴らしいルームは、気まぐれな装飾でスタイリッシュにドレスアップされた。彼らは年々人気が上昇し、この場所では、毎年マイアミ ミュージック ウィークに合わせて開催されている。昨年はAgoria、Danny Daze、Skream 、Murkが彼らのために出演し、今年はThe Black Madonna and Jackmasterが名前を連ねた。

 

 

我々が到着した時、ダンスフロアーがキャパ限界まで膨らみ、Duskyはセンスのいい彼らが良く使うテクノを打ち出していた。一番の盛り上がりで彼らの名曲 ‘Carless’ がプレイされ、横にあったドア達に圧迫される前にルーム2に移動した。Jackmaster と The Black MadonnaがB2Bしていて、ブース横のダンスフロアーではJackathon のボス Heidi が踊っていた。才能ある二人によってノンストップの常識を逸脱した選曲によってノンストップで踊り続け、最後の30分はゆったりしたクラシックDISCOトラックで締められる。残りわずかのビートがスピーカーから悲しげに流れ始めた時、シャツを脱いだJackmasterがダンスフロアーで一列になって踊るコンガダンスをしているのが照らし出された。2晩が終わり、体調が悪いと感じた。マイアミには休む時間がない!ミーティングと2、3通のEメールを処理した後、新しいネットワーク・アプリ(Crowdmix)の開始を祝うために、我々はソーホー・ビーチ・ハウスでまだ明るい夕方を過ごした。プレパーティーで寿司とカクテル(7杯)いただき、ホテルの素晴らしい屋上から素晴らしい夕暮れの写真を2、3枚撮ることができた。

 

 

次に、swanky hotelの サウスビーチホテルで,Richie Hawtinが開催するThe Editionへ向かった。このパーティのラインナップはマイアミ ミュージック ウィークを象徴する。The Martinez Brothers とLoco Diceのプレイに続き、Chris Liebing と Richie自身が行う特別なB2Bが行われた。小さなクラブは午後11時までにはキャバをオーバーするが、我々はブースのそばの秘密の裏口を通って、こっそり入った。強力なテクノがブースから次々に流れる中、Richie Hawtinによるブランドの日本酒(とても美味しい)を少しづつ飲み、夜を過ごした。Hearttrobの‘Never Wanted One’ が The Martinez Brothersによって流れた時、ダンスフロアーはヒートアップし、 Hawtin とLiebingのB2Bは今年のハイライトのひとつとなった。だんだん太陽が昇ってきた朝6時にホテルを出るを決めた。これは週末への準備体操。Elrow、Get Lost、Last Resort 、Ultraが数日間の間に控えていて、大規模に行われるマラソンのようだ。この後もお楽しみに。

 

こちらから、DJ MAGのパーティーの写真がご覧いただけます。

 

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