DJ MAG TOP 100 DJs 2017で56位にランクインを果たし、ここ10年でダンスミュージック業界に旋風を巻き起こし続けているポルトガル出身DJ・Producer、Diego Miranda。2006年にポルトガルのクラブ専門誌「Portugalnight」と「Dance Club Awards」で“Best Newcomer DJ Award(最優秀ニューカマーDJ)”と紹介されて以来、数々の偉業を成し遂げてきた。昨年は、’Blaze’や ‘Viking’、Dimitri Vegas & Like MikeのSmash The Houseからリリースされた ‘Point Break’など数々のフェスティバルアンセムをリリースし、ノリに乗っているDiego Miranda に今回独占インタビューを実施した。

 

Q1. また、インタビューできて嬉しいです。今年の順調はいかがですか?

今年も順調で、今も世界中をツアーしてもちろんアジアもよく回っているよ。ツアー中も新曲と常に向き合っているね。

 

Q2. 最新リリースに関して質問させて頂きます。何にインスパイアされて書いた曲ですか?

今回リリースした曲は、”Someone Like You”という曲で、もしかしたら今まで一番長い時間作業した曲かもね。このヴォーカルを以前一緒に仕事したMikkel Solnadoから2年前にもらっていて、それ以来納得がいくドロップ、メロディーを作っていったから、だいぶ時間が経っているよね。恋の歌であり、夏のバイブスも表現できたから今ではとても気に入っているよ。みんなからも既に良い反応をもらっているから、今後どのように成長していくかが楽しみだよ。

 

 

Q3. 今までのトラックと比べて、この新曲はどのように特別ですか?

このトラックは、僕にとってとても特別だよ。まず、費やした時間だね。何度も諦めそうになったけど、最終的にこのトラックを完成させることができたよ。あと、自分が今までやっていたジャンルとも違うからさ。普段は、もっとラジオ向けのPOPな感じの方が多いかな。世界中にいるファンが、音楽に踊っている動画をアップしてくれているから、本当にありがたいよ。

 

Q4. 今、自分のセットでプレーした反応が良い、楽しいトラックを教えてください。

僕の最新のリリースとかになるね。“Boomshakalak” か Beatportでも1位になった “Nashville”だね。この2曲は観客がクレイジーになるんだ。

 

 

 

Q5. 日本の第一印象を教えてください。

今月も日本でプレーしたよ。やっぱり僕にとってのお気に入りの1つだね!情熱を持っているし、今年のUltra Miamiでも日本から来たファンと会ったよ。僕のショーを日本で見てくれた人と会えて嬉しかったね。もちろん、文化や食も大好きだよ。日本は、他のアジアの国々とはかなり違うものを経験させてくれるし、テクノロジーの最先端を牽引しているからとても面白い国だよね。

 

Q6. 次のフェス、ギグを教えてください。

次に出る大型フェスは、5回目の出演となるポルトガルリスボンで開催されるRock in Rio Lisboaだね。そのあとは、Tomorrowlandで、Ushuaia Ibiza HotelとHi Ibizaでのレジデンシーももちろんあるよ。その最中にも中国、インド、インドネシア、ポルトガルなどで今年の夏はギグが入っている。

 

Q7. アマチュアDJたちへアドバイスをお願いします。Diegoさんは、アマチュア時代どのようにして自分のDJスキルを磨いたのですか?

ひとつ言えるのは、この仕事以外に選択肢がなかったということだね。あとは、練習するからこそ、本番で完璧にプレーできる、ということは常に忘れてはいけないよ。お互い意見を交換し、切磋琢磨しあうことも重要だね。何より集中することが一番の近道だよ。

 

Q8. 日本のファンへメッセージをお願いします。

みんなのことが大好きだよ。既にUltraの本場マイアミでもプレーしたし、Tomorrowlandでもプレーしたから近々Ultra JapanかEDC Japanにぜひ出てみたいよ!常に自分の夢を追いかけていて、今後がもっと楽しみだよ!

 

 

“Ibiza for Dreams”や“Tania”など世界的に大ヒットした楽曲を多く持つDiego Miranda。DJ MAG TOP 100 DJsに2013年から連続してランクインしている事実を知れば、彼の人気度合いをすぐ理解できるであろう。New Breedというデジタル音楽出版会社の経営もしており、音楽に全てを捧げているDiego Mirandaから今年も目が離せない。

 

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