DJ MAG JAPAN TOP 100 DJs で初エントリーを果たし、26位にランクインしたベルギー出身のLost Frequencies。2015年に「Reality」や「Are You With Me」などを加えリリースしたデビューアルバム「Less Is More」で自身の最高売上を達成してから、世界中どこへ行っても、彼に対し賞賛する声しか聞こえなくなった。YouTubeの再生回数は、通算500,000,000回を超えた天才アーティスト・Lost FrequenciesにDJ MAG JAPAN独占インタビューを実施、楽曲や今後の予定などを訊いてみた。

 

Q1. 最新曲に“Crazy”ついて教えていただけますか?

僕は自分にいつも“Next Stepは何をする?”と問いかけているんだけど、今回のNext Stepは数か月前にとてもクールなプロデューサーとのコラボレーションによって始まったんだ。スタジオで僕たちのサウンドやアイデアを持ちあったんだけど、まさにファーストアルバムをリリースしてから、僕がやりたかったことなんだ。

友人でベルギー出身の素晴らしプロデューサーNetskyとスタジオに入った時のことを思い出したよ。

Zonderlingとはツイッターで出会ったんだ。彼らの素晴らしいリミックスOxiaの”Domino”を知ったからね。僕の“What is Love”のリミックスも既に手掛けてくれていたし、アイデアをスムーズにシェアできるなどとてもエキサイティングだったよ。そして、David Benjamin ( “Crazy”のシンガー)がデモを送ってきたとき、僕たちはこれで曲を作ろうと決心したんだ。

僕たちとZonderlingのサウンド、そして素晴らしいボーカルが融合し、この曲ができたのさ。

 

 

Q2. Zonderlingとのコラボレーションはどのような形で実現しましたか?また彼らとの制作はどのようなものでしたか? 

僕がDavid Benjaminからのデモを彼らに送り、彼らと一緒に、曲のアイデアを作ったんだ。そして最初のデモが完成したときに、僕が彼らのスタジオにいって曲を完成させたよ。スタジオに充満していたエネルギーは相当なものだったし、彼らのプロフェッショナルなスキルに圧倒されたよ。このコラボレーションができたことは僕の誇りだよ。

 

Q3. これまでの楽曲と比べて、最新曲の違いは何ですか?

僕の初アルバムをリリースしてから初めてリリースするシングルだし、この曲を皆さんがサポートしてくれていることをとてもうれしく思っているよ。この曲は僕にとってのNext stepで、エレクトリックミュージックのサウンドをこれまで以上に取り入れた曲さ!

 

Q4. ライブセットの中で必ずプレイする曲を教えてください。

まず1つ目はChemical surfの”Hey Hey Hey”、ディープハウスとブラジリアンハウスが融合した最高のトラックさ。

2つ目はTwo Pauzの”Dam Sauz”、僕のレーベルでこの曲をこの4月にリリースするよ。メロディアスなディープハウスにアグレッシブなテクノ・エレクトロのテイストがミックスされた曲になっているよ!

 

 

Q5. 今後コラボレーションしたいアーティストはいますか?

Martin Sloveigとコラボしてみたいよ!彼のライブセットが大好きなんだ。彼のエナジー、音楽は最高だね。

 

Q6. 今後何かエキサイティングなプロジェクトなどありますか? 

あるよ!これまで僕のライブセット用に作ってきた曲がたくさんあるんだけど、それをEPやミニアルバムにしてリリースする予定さ。

そして、Lost Frequencies Liveをもっと充実させていきたいと考えているよ。自分用の楽曲も十分あるから、1時間半のプレイリストとライブショーをもっと頻繁にできるようになってきたんだ。そしてドラマーやピアニスト、ギタリストと一緒にやっていくよ。大変だけど、次のフェスティバルシーズンに向けたNext stepになることは間違いないね!

 

Q7. 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

僕は日本のことをもっと知りたいよ。これまでもずっと日本に行けるようにずっと願ってきたんだ。おいしい料理に素晴らしい文化。いつも僕をサポートしてくれて本当にありがとうございます!皆さんにすぐお会いできるように祈っています。必ず行くから、皆さん僕に会いに来てね!

 

 

4月7日にageHaに来日を果たしたLost Frequenciesは、今1番ノリに乗っているアーティストの1人だろう。まだ20代前半でありながら、世界最大のEDMフェスティバルの1つ「Tomorrowland」への出演や、世界的有名クラブであるイビサ島の「Amnesia」でのパフォーマンスなど、毎年その活動の幅を広げている。今年もさらにジャンプアップが期待されるLost Frequenciesから目が離せない。

 

BACK TO TOP