James Todman と Brett Allenの2人から成るオーストラリア出身のDJデュオ・Rave Radio は、2015年にリリースした「Rumble」が、DJ MAG TOP 100 DJsでもお馴染みのMartin Garrix、Hardwell、David Guetta、Dyro、Laidback Lukeらにサポートされ、一気に名を世界に知らしめたアーティストだ。前作「Turn Me Out」はSpotifyで200万ストリーミングを達成するなど、着実に成長し続けているRave Radio の2人に今回DJ MAG JAPAN独占インタビューを実施し、新曲や今後の予定などを訊いてみた。

 

Q1. 最新曲”Morning Light ft MANBN” のリリースおめでとうございます。この曲について、またこれまでのお2人の楽曲と違うポイントを教えていただけますか?

ありがとう!僕たちはいつも幅広いジャンルの中からいくつかをピックアップして、それらを融合させることを得意としているんだ。この曲自体はJamesが夜中にオーストラリアでドライブをした後に書いた曲だから、歌詞が夜に迷い、朝日が出るまでを待つというストーリーを伝える形になっているんだ。誰でも真夜中まで仕事をして真っ暗な中家に帰ることを経験しているはずだから、この歌詞の内容に共感してもらえると思うよ。

そしてこの曲は僕たちの新たな一面を表現できている曲なんだ。フェスティバルで威力を発揮する曲ではあるけど、ラジオでも美しくリスナーの皆さんに聞いてもらえるような曲になっているよ。

近年、アーティストはより実験的な曲をリリースできるようになってきているよ。彼らが作りたい音楽を自由に作れるようにね。

そして誰が作ったかは関係なく、いい曲はいい曲としてあり続けることができるのが今だと思うんだ。皆さんに愛してもらえるトラックであることを願っているよ。

 

 

Q2. 最近のライブセットの中で必ずプレイする楽曲を教えていただけますか?

僕たちのショーでは様々な音楽をミックスするんだ。その中でもまず1つ目が、RL Grimeの“Era” だね。これ以上の曲を見つけるのは難しいね。

もう1つはGTA、Baauer、Big Mackの”Step It Up”かな。素晴らしいサビのボーカルラインがクラブでとてつもない威力を発揮し、瞬く間にオーディエンスの心を掴んでくれる曲だよ。

 

 

 

Q3. 今年コラボレーションしてみたいアーティストはいますか?

同じ哲学や考え方、そして高いビジョンを持っているアーティストとコラボしたいね。音楽的にリスクをとって実験が一緒にできるような。有名かどうかなどあまり意識していないかな。Chris Martin (Coldplay)、Rob Swire (Pendulum)、Troy Savonとはコラボしてみたいと思っているよ。

 

Q4. 今後の予定を教えてください。

たくさんのリリースを予定しているよ。数え切れないほどのプロジェクトを手がけていたけど、ほとんど終わりかけているか、完了しているから早く皆さんに届けたいよ。

世界中ほとんどを廻るツアーも予定しているから、目を離さないでね!

 

Q5.日本のファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。

すぐに会えると思うよ!東京についたら寿司とマリオカートの勝負を仕掛けるから待っていてね! 

 

 

2018年に入り、今年も着実に楽曲リリース、パフォーマンスを成功させ続けているRave Radioの2人。特に今年は、アジア、ヨーロッパー、そしてオーストラリアでのツアーを控えており、このツアーがさらに2人をレベルアップさせる機会になるだろう。2017年は100以上のステージに立ち、多くのオーディエンスを興奮させたRave Radio。2018年のサマーシーズン、どのようなエキサイティングなプロジェクトで私たちを驚かせてくれるのか、とても楽しみだ。

 

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