スペイン出身のMiguel Bastidaは、14歳の頃からDJをスタートさせ、最近ではスペインで最も需要があるアーティストの1人として、スペインのみならず世界中で活躍するアーティストへと成長した。最近、ニューヨークとシカゴで見事なパフォーマンスを成功させただけではなく、楽曲制作にも力を入れており、今回、発売したばかりのEPをDJ MAG JAPANに届けてくれた。そんなスペインの星・Miguel Bastidaに楽曲や今後の予定などを訊いてみた。
Q1. 最新EPについて教えていただけますか?
このBenasty EP は僕のテクノサウンドの2つの側面が表現されているんだ。まず”Benasty”はここ数か月間で僕がリリースしてきたものと同様、新鮮でグルーブ感のあるテックハウス。そこに今回はラガマフィンのテイストを加えているよ。B面の”Kickness”は、ドロップパートはテックハウスのダークなグルーブにテクノのテイストを加え、それ以外のパートはキックとベースラインのみで最大級のエナジーを創っているよ。ボーカルラインが特にこの曲のダークさを強調しているかな。
Q2. 2018年の抱負を教えてください。
今年は僕にとって本当に大切な年だよ。前回のイタリアのバーリでのショーのようなビックパーティに参加することになっているし、この先数か月でいくつかのリミックス・EPのリリースも予定している。そして、今友人のWadeとB2Bでのワールドツアーを企画しているんだ!だから僕の今年の抱負は、この勢いを止めないことかな!
Q3. 最近のライブセットで必ずプレイする曲を教えてください。
最近は、僕がElrow musicに捧げたKi CreightonとMakananの曲”Trivial”のリミックスだね。これは数か月後にリリースされるんだ。 後はDi Chiara BrothersのAll People。純粋なグルーブがダンスフロアにはもってこいなんだ。
Q4. 今後コラボレーションをしたいアーティストは誰ですか?
可能であれば、Detlef stuffと本当にコラボしてみたいと思っているよ!
Q5. 今後の予定を教えてください。
3月はMyFavouriteFreaks用のリミックスとSonny FoderaのレーベルSOLOTOKOから新しいEPをリリースするよ!
Q6.日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
日本でプレイができる日が来ることを願っているよ!日本の皆さんに僕の音楽をシェアしたいんだ!その日まで待てないよ!日本食も大好きだからね!
2015年にリリースした「Moudness」がトップチャートにランクインしたことが、今の活躍のきっかけとなったMiguel Bastidaは、無名時代から高い目標とパッションを持ち、地道に自身の音楽を追求し続けたアーティストとして、多くの日本人DJ・プロデューサーに勇気を与える存在ではないだろうか。まだ発展途上のMiguel Bastidaが世界的ビッグフェスでパフォーマンスする日を楽しみに待つとともに、今後のエキサイティングなリリースに期待したい。