昨年の来日で、多くの日本人を虜にしたに違いないオランダ人DJ・プロデューサーSophie Francis。10代の頃から世界を舞台に活躍していた彼女は、「次世代のMartin Garrix」という異名を持つ。DJ MAG TOP 100 DJsでもお馴染みのDavid Guetta、Tiësto、 Quintino、Ummet Ozcan、The Chainsmokers、Dimitri Vegas & Like Mike、R3habらがその才能を早くからサポートし、高校を卒業した昨年は世界的ビッグレコードSpinnin’との契約、ULTRA MUSIC FESTIVALやTOMORROWLANDなどのビッグフェスへの出演など、彼女にとって大きな一年になったに違いない。そんな彼女に、新曲をリリースしたタイミングでDJ MAG JAPAN独占インタビューを実施、楽曲制作の裏側や2018年の目標などを訊いてみた。

 

Q1. 最新曲について教えていただけますか?

“Hearts Of Gold”はSpinnin’ Recordsから1月26日にリリースされた曲で、リリースしてからこれまでの皆さんの反応を見るのがとても嬉しいの。この曲は2016年の11月から制作をスタートさせた曲で、シンガーのNicole Busと3人の作詞家の友人とスタジオでセッションをしていたんだけど、ものすごくいいアイデアが生まれたからこれを曲として完成させようという事になったの。そして、私の友人であるJames Ericssonの力を借りながら合計で51パターンも制作し、この曲を完成させたの(笑)これまでで一番時間をかけて制作した曲だわ。

 

 

Q2. 2017年はどのような年でしたか?

信じられないくらいいい年だった。これまでしたことのない経験がたくさんできたの。Ultra Music Festival Maiami、Tomorrowland Gelgium、3回に及ぶアジアツアー、そしてSpinnin’ Recordsとの契約成立。あと、高校を卒業したから、これから全ての時間を音楽に費やすことができるようになったことも大きかったわ!

 

Q3. 2018年の抱負を教えてください。

今年は全ての時間を音楽に使えるようになった最初の年ということで、より多くの楽曲を制作することと、楽器の演奏と作詞の勉強に集中したいと考えているわ。作詞作曲をすることが本当に好きなの。

そして、アジアでもっとパーフォーマンスをするから皆さん待っていてね!

 

Q4. 最近のライブセットの中で必ずプレイする曲を教えていただけますか?

昨年に私が手がけたSam BrunoのSo What Ft Rockie Fresh のリミックスがまず一つ目。トラップ系のテイストでとてもエネルギッシュな曲なの。そのほかは”Get Over It”かな。これはDimitri Vegas & Like MikeのレーベルSmash The Houseからリリースした私の曲。クラブにはもってこいの曲だからね。もう一つあるんだけど、それは私が本当に愛してやまない曲。

Rivera vs. Post Malone - Get Down Rockstar (XDirTY Mashup)。皆、”Rockstar”を知っていると思うけど、オリジナルにも劣らないすばらしいMash-upなの。

 

 

 

Q5. 昔どのように楽曲制作を学んでこられましたか? 

私は最初、自分のLaptopのDAW自分で勉強したわ。色々なDAWを試して最終的にAbletonLiveを主に使うようになっていったの。様々なオンラインチュートリアルを見て、AbletonLiveの機能をくまなく調べて。。。そして自分で様々学んだあとに初めて楽曲制作のレッスンを受けたわ。自身では絶対に学ぶことのできないものをプロのプロデューサー達が教えてくれてとても勉強になったわね。その他には、楽曲制作ができるスタジオで友人たちと知識やアイデアを交換することも非常に効果的。今でも、今まで以上に楽曲制作を学ぶ必要性を感じているし、努力を重ねているわ。

 

Q6. 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

日本は私の最も行きたい国の一つで、また皆さんにお会いできることを楽しみにしています!いつもサポートしてくれて本当にありがとう!Arigatou Gozaimasu!!!

 

 

DJ MAG TOP 100 DJsを見てわかる通り、ダンスミュージックシーンのトップクラスで活躍する女性アーティストは未だ少ない現状があるが、Sophie Francisがその現状を打破する貴重なアーティストになることは間違い無いであろう。トップスターへの道を駆け上がるSophie Francisが2018年もエキサイティングな楽曲リリース、パフォーマンスを私たちに届けてくれるに違いない。今後もDJ MAG JAPANは、Sophie Francisの活躍を応援し続ける。

 

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