謎に包まれたアトランタ出身のDJデュオ・ATLiensは、2012年のデビュー以来アメリカを中心に人気と実力を伸ばしているアーティストだ。そんな彼らが今回ロサンゼルス を中心に活躍するシンガーソングライターSara Skinnerとコラボした楽曲「Interstellar」をDJ MAG JAPANに届けてくれた。初めてのEPをリリースし、ノリに乗っている2人にDJ MAG JAPAN独占インタビューを実施し、楽曲制作の裏側に迫った。

Q1. “Interstellar”の制作に関して教えていただけますか？

この“Interstellar”という曲の制作はピアノラインを創ることから始まったんだ。ほぼ何も決まっていない状態でこの制作は始まったから最初はとても時間がかかったね、けれどSaraと共にスタジオで多くの時間をつぎ込むことで、曲のコンセプトが明確になりそれからはすぐに曲が完成したよ。 

Q2. “Interstellar”と以前の楽曲を比べた際、何か違いはありますか？

僕たちはこの“Interstellar”が完成するまでかなり自分たちを追い込んだよ。かなりしんどかったね。けど、だからこそ素晴らしいボーカルラインに加えて、他の作品と比べてとてもユニークなサウンドそして楽曲構成を実現できたんだと思う。

Q3. 最近のライブセットの中で必須の楽曲を教えてください。

最近、Kanye WestのPowerとDragonforcesのThrough the fire & the flamesを合わせた曲を作ったんだけど、これはいつもプレイしているよ。その他には、Tynanの“Somewhere somehow”かな。

僕たちは独自の巨大なエディット版ライブラリを何年もかけて作ってきて、いまだに隠し玉としてプレイしていない曲もたくさんあるんだ。ファンの皆さんにより驚きと感動を与えられるようにね。だって、同じ曲を何度もプレイしているのって飽きてしまうから。。。だから僕たちは常にフレッシュであることに全力を注いでいるよ！

Q4.今後コラボレーションしてみたいアーティストを教えてください。 

難しい質問だね。僕たちは基本的に誰に対してもオープンだから。もちろん、そのアーティストの楽曲が素晴らしいものであればね。今年僕たちは確実にラッパーやエレクトロニックミュージック以外の分野で活躍するアーティストとのコラボを増やすよ。もっと僕たちの存在をユニークでオリジナリティあふれるものにしていくためにね！

Q5. 今後の予定を教えてください。

Inversion EPをリリースするんだ。そしてその中にクレイジーな僕たちと仲のいいアーティスト達のリミックス作品も収録している。そして、それ以外には今僕たちが制作している曲があるんだけど、これも世に送り出すことを楽しみにしているよ。僕たちのミッションは毎回新作を出すごとにクオリティ・知名度両方をより高みへ近づけることなんだ。今年もそれを達成できるようにしていきたいね。

Q6. 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

何よりもまず、いつもサポートいただき本当にありがとうございます！すぐに日本でプレイができるように願っています！

昨年末にオーストラリア、そして2018年に入ってからアメリカでのパフォーマンスを見事成功させるだけではなく、楽曲リリースのペースもあげてきたATLiensの2人は、2018年さらなる進化を遂げる年になるに違いない。印象的なマスクを纏い、多くの人の興味を惹きつける彼らのパフォーマンス、楽曲リリースに、ぜひ引き続き注目して頂ければ幸いだ。