DJ、プロデューサーとして常に最もフレッシュで最先端の音楽を探し求めているMike Magoが責任者を務めているBMKLTSCH RCRDS。そんなBMKLTSCH RCRDSから今回オーストラリアの期待の星・Alex Prestonが新曲をリリースしたとの連絡がDJ MAG JAPANに入った。多忙を極めるBMKLTSCH RCRDSの代表者であるMike Magoが今回DJ MAG JAPANのために特別にインタビュアーとなり、Alex Prestonに楽曲や今後のプランなど様々な質問をぶつけてくれた。レーベル責任者とアーティストの貴重な対談を是非ご覧頂ければ幸いだ。

 

【Mike Mago】DJ・プロデューサーとしてのキャリアをスタートしてから何年が経った?

【Alex Preston】DJを始めてからは10年経ったよ。そして楽曲制作に関しては、Fostexの8トラックあるレコーディングマシーンを15歳の時に手に入れたのが全ての始まりさ。ギターとドラムマシーンを使って約2分間の曲をレコーディングできるようになったんだ。だから、プロデューサーとしては17年の時が経っているよ。

 

【Mike Mago】自分の音楽を短く表現するとすれば、どう表現できる?

【Alex Preston】音楽を愛する人々へ向けた啓蒙的かつ革新的なハウスミュージック。かな。

 

 

【Mike Mago】いいね。Alex Prestonといえば、スウィートなボーカルとラフなベースラインを融合させる革新的な楽曲が武器だけど、今後このスタイルにさらに磨きをかける方向?それとも何かまた新しいものを志向していく感じかな?

【Alex Preston】そうだね、僕はソウルやブルースを愛していて僕のスタイルのーつでもあるんだ。甘い歌声にラフなベースラインはそこから来ているんだよ。また、新しいより革新的な楽曲をお届けする予定だから目を離さないでね!

 

【Mike Mago】1892年、当時のオーストラリア政府に不満を持つ約200人がパラグアイに入植した“ニューオーストラリア”と言われるムーブメントがあったよね。もし仮に自分がその中の一人であったとしたら、どの土地に移住したい?

【Alex Preston】ヨーロッパの近くだね。けど、オーストラリアが僕にとっては一番なんだ。気温30度でいつも天気が良く、ビーチは家から200メートルも離れていない場所にあって水温も丁度いいんだ。最高の場所だよ。けど、質問に対する回答としたら、ヨーロッパに近い場所にしたと思うよ。スペイン・フランスあたりかな!

 

【Mike Mago】じゃ、アムステルダムも近くなるね!私たちBMLTSCHのオフィスがある場所。アムステルダムは好き?(Noと言おうものなら。。。笑)

【Alex Preston】勿論好きだよ!これまで3回アムステルダムには行ったけれど、皆ハウスミュージックを愛しているし数えきれないほど素晴らしいクラブがある。そしておいしコーヒーを飲める場所という印象もあるね!僕はコーヒーに目がないから。

もし、明日にでも移住できるのであれば、僕の猫と奥さんと一緒にすぐにでも行きたいね!

 

【Mike Mago】僕はモントリオールが一番好きなんだけど、行ったことはある?

【Alex Preston】まだないよ。けれどもモントリオールについていい話しか聞いたことがないからいつか行ってみたいと思っているよ!

 

 

【Mike Mago】2016年、最も会ってみたいアーティストTop 10にノミネートされていたけど、2018年誰をノミネートしたい?

【Alex Preston】Franky RIzardoだよ。彼の作品は最高だね!2018年は彼にとって飛躍の年となることは間違いないよ!

 

【Mike Mago】Pachaのレジデントですが、Pachaとはブルガリア語で娼婦や売春婦という意味を持つ単語ですよね。そんなPachaであなたが好んでプレイする曲を教えて。

【Alex Preston】いくつかのクラシックスをかけるのが好きだね。特にFatboy Slimの“Praise You”はPachaでは最高に映える曲だよ!

  

【Mike Mago】オーストラリアでは人口の約3.3倍の羊がいるらしいけど、ファンの皆さんへ何かメッセージなどありますか?

【Alex Preston】ニュージーランドはそれ以上だよ笑とにかく、皆さんいつもサポートしてくれて本当にありがとう!2018年、皆さんに最高の作品を届けられるように頑張ります!

 

 

Alex PrestonをサポートするアーティストはMike Magoのみならず、Pete Tong, Oliver Heldens、 Danny Howard、 Sam Feldt、Vanilla Ace、Alexなど幅広いアーティストが彼の音楽に期待をし、サポートし続けている。「2018年はかなり重要な年になる」とAlex Preston自身我々に言葉を残してくれ、今年は今まで以上にエキサイティングなプロジェクトを仕掛けていくようだ。まだまだ発展途上のAlex Prestonがどのように進化していくのか、その成長過程に注目が集まっている。

 

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