Justin Timberlake、Janet Jackson等の著名アーティストのリミックスを手がけるだけではなく、自身のレーベル Little Mountainを設立し、世界各国の若き才能を発掘し続けるオランダ出身のDJ・プロデューサー、Sander Kleinenberg。「My Lexicon」の大ヒットによって世界中から注目されて以来、Sander Kleinenbergはダンスミュージックシーンにおいて、無くてはならない存在として活躍し続ける。今回そんなSander KleinenbergからDJ MAG JAPANにオファーがあり、独占インタビューを実施する運びとなった。伝説的な記録と記憶を残し続けるSander Kleinenbergに新曲や日本での思い出などを訊いてみた。

 

Q1. 最新曲”Colours In The Sun”について教えていただけますか?

これは、アブストラクトディスコのトラックだよ。ニューヨークのHouse Of Yesでプレイしたことをきっかけに、ディスコのトラックを作りたくなったんだ。このクラブは僕が最も好きなクラブだね! 

 

 

Q2. George McCraeとはどのように出会い、いつ共にトラック制作をすることが決まりましたか?

僕たちの共通の友人が数年前に紹介してくれたんだ。そして何か一緒にできないかと話したんだ。一人のディスコ界におけるキングを再びダンスフロアに呼び戻せたことは本当に嬉しいよ。

 

Q3. 今後コラボレーション企画などはありますか?

今僕はCIDととてもエキサイティングな企画に取り組んでいるよ。彼とコラボすることが僕の一つの目標でもあったからね。数曲だけど、Sam Brunoとの制作が終わるところだよ。僕の通常の曲よりポップで大人びた楽曲に仕上がっているよ。

 

 

Q4. 日本への第一印象はどのようなものでしたか?

隠す必要がなかったんだけど、実は僕は日本を愛しているんだ。日本の哲学、文化、四季すべてが素晴らしいんだ。シンプルで洗練された表面の奥に深い歴史や意味が込められている。それが日本だよ。

 

Q5. どのように楽曲制作を学ばれましたか?

シンプルだよ。ただただ楽曲を作り続けたんだ。終わりのない練習と完成への飽くなき執念だね。

 

Q6. 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

ファンの皆さん、僕の新曲をどうぞお楽しみください!皆さんの前でパフォーマンスができる日が来ることを本当に楽しみにしています。毎月Mixtapeを僕のSoundcloudにて挙げているからよかったらチェックしてね!

 

 

世界各国で活躍し続けるSander Kleinenbergが日本をリスペクトし、笑顔で「また日本でショーをやりたいよ」と言葉を残してくれたことは嬉しい限りだ。ダンスミュージックをはじめ、ジャズやクラシック、ラップなど各ジャンルの音楽を知り尽くしているSander Kleinenbergだからこそ創れる音楽は、ダンスミュージックシーンを超え、世界中の多くのアーティストから支持を集めている。再び彼が日本でショーをやる日を楽しみに待ちつつ、2018年もSander Kleinenbergを応援していきたい。

 

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