ロシア出身のDJ/プロデューサー・ARTYは、世界のトップレーベルArmadaやBlack Holeなどから様々な名曲をリリースしており、その多くの作品がBeatportのチャート入りを果たしている実力派アーティストだ。その楽曲のクオリティの高さは、Armin van BuurenやSwedish House Mafiaなどのトップアーティストたちからも絶大な評価を得ている。2011年には、DJ MAG TOP 100 DJsで自身最高の25位に輝き、今なおそのパフォーマンスや楽曲のレベルは落ちることを知らない。まだまだ活躍の場を広げているARTYに今回独占インタビューを実施した。

 

Q1. 最新曲について教えていただけますか?

これまでの数年間、僕はあらゆるジャンルの音楽に渡来してきたんだ。Indie, Popそしてエレクトロニック音楽、それこそなんでもトライしてきたよ。だけれども僕のパッションはやはり僕のルーツであるProgressive Houseにあることに改めて気づいたんだ。ヘッドフォンでも、フェスティバルでも場所を問わず皆に愛され、感情的かつ高揚感のあるすべてを含んだ音楽がProgressive Houseだと思うんだ。新曲“Sunrise”はまさにそれで、僕が本当に愛している音楽そのものなんだ。

 

 

Q2. 2018年の抱負を教えてください。

僕がこれまで培ってきたものを失わず、新たなものを生み出していきたい。加えて、ARTYとALPHA9のプロジェクトにバランスよく取り組んでいきたいな。昨年、この両立に少し苦戦したんだけど、今年はうまくやれると信じているよ。

 

Q3. 最近のライブセットの中で必ずプレイする曲を教えてください。

勿論、“Sunrise”だよ!完成直後に僕のライブでプレイしてみたんだけれど、皆がこの曲を好きになってくれたんだ!この曲のリリックは感動的で個人的な感情を表現したんだけれど、サビの部分はかなり高揚感を煽るものに仕上がっているよ。この本来相対する概念が作中で完璧に融合されていることが素晴らしいよ!

 

 

Q4. 日本へ抱いた最初の印象を教えていただけますか?そして日本で最も感動した出来事や経験等ありましたら教えてください。

あんなに美しい国に、いつもほんの少しの時間しか滞在できないことが本当に残念でならないね。数年前に東京に行ったときは1日しか時間がなかった。けど、それでも十分なくらい感動したことを覚えているよ。東京はこの地球上で唯一無二の存在で、そこに住む人々も素晴らしかったんだ。Agehaでパフォーマンスをしたとき、そのクラウドのエナジーはこれまで体験したものと比べると別格だったね!

 

Q5. DJ MAG Top 100 Clubsに向け、おすすめのクラブを教えていただけますか?

ワシントンにあるEchostageというクラブだよ!理由は無数にあるんだけれど、一日たりとも退屈なパーティがないし僕の大切な友達がそこにはたくさんいるんだ。僕にとってはホームを感じることがきる唯一のクラブさ。

 

Q6. 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

先ほどもお伝えした通り、僕は日本でほんのわずかな時間しか過ごせなかったから、次はもっと長くそして、最高のパーティを皆さんと作れることを願っています!

 

 

ARTYは驚異的なスピードで、Global GatheringやGatecrasher、ASOT500などの世界的ビッグフェスやクラブでのパフォーマンスを成功させ、「IDMA」アワードにて年間最優秀新人賞にもノミネートされるなど、誰もが羨むサクセスストーリーを歩んできた。向上心と音楽に対する熱意はデビュー当時から変わることなく、ARTYは今年も多くのエキサイティングなプロジェクトを準備させているとのことで、世界中の業界関係者やファンがその一挙手一投足に注目している。2018年もARTYから目が離せない。

 

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