DJ U5は伝説となっているクラブバニラのメインDJを担当し、一躍クラブ業界に名を知らしめた。現在は日本一のクラブ新木場ageHaのイベント・プロデューサー、渋谷の人気クラブキャメロットのサウンド・イベントプロデューサー兼、東京スタイルの代表取締役を勤めている。DISCOとCLUBの架け橋を目指し、クラブキャメロットではメインDJと企画兼サウンドプロデュースを担当し、毎週土曜日1,500名オーバーのレギュラーパーティでプレイしているDJ U5にDJMagについて訊いてみた。

Q1. オールミックスと言えば、DJ U5さんを知らない人はいませんが、DJ U5さんにとってオールミックスシーンとは何ですか?

一言で言うと、「その時代に流行の音楽が流れるクラブシーンで日々進化していくもの」です。ネット社会とグローバル化が進み、昔より随分かかる曲はかわってきましたが、国内クラブシーンも若者だけではなく幅広い世代が音楽やお酒を楽しめるようになってほしいです。

Q2. DJ U5さんはイベント企画・運営・DJマネジメントを手掛ける東京スタイル株式会社の代表取締役としても経営手腕を発揮しておりますが、DJとしての顔と社長としての顔、2つを両立する際に心掛けている事は何ですか?

DJでも社長業でも常にアンテナを張り、常に全体を見渡すことです。あと個人的なポリシーですが、泥酔しないことですかね（笑）昔、DJはお酒を飲むことでお客さんと同じテンションになった方が盛り上げられるということを教えてもらったこともあるのでなんとも言えないのですが。。僕はお酒は、ほぼ飲まないです。

Q3. 日本も含めた世界の有名DJやプロデューサーとコラボ出来るとしたら、誰と一緒にコラボしたいですか? またその理由は何故ですか?

やはり業界の先駆者でありながら、進化していくTiëstoか、ELECTROとBILLBOARDを融合させたDAVID GUETTAです。Tiëstoは時代を引っ張る曲や流行に合わせた曲などを量産し、後世を育てながらも常にTOPに君臨するスタイルが尊敬できます。ブレるのではなく進化ですね。 DAVID GUETTAはI GOT FEELING（BEP）の衝撃が凄かったです。あれで世界を変えましたね、当たり前になっているBILLBOARDアーティストとのコラボもあそこからです。

Q4. あなたにとってのDJMAGとはどんな存在ですか?

HOUSE, TRANCE, ELECTRO（EDM）のDJにフォーカスされた世界のDJランキングサイトというイメージです。DJMAGランキングは賛否両論あると思いますが、今回日本が参加したことは次世代のDJたちへ良い刺激になると考えています。個人的にDJMAGJAPANについて今回オールミックス・シーンのDJやリアルに現場で回しているDJたちがフォーカスされたことは自分たちがやってきたシーンが評価されたと嬉しく思っています。ただジャンル的な偏りもあるので、来年は、地域関係なく、より幅広いジャンルからリアルに活躍しているDJを選んでほしいと思います。

Q5. 9月14日まで行われているTOP100DJs投票に向けて、ファンの皆様にメッセージをお願いします。

今まで色々なクラブで13年間DJとして老若男女、沢山のお客さんを踊らせてきましたが、これからもクラブDJとしてクラブ業界を盛り上げていきます! 僕のことを知っている人も知らない人も興味をもってくれたら嬉しいです。是非、DJ U5に清き一票をよろしくお願いします!

彼の繊細かつダイナミックなDJミックステクニックと包み込むようにフロアを作り込んで行くグルーヴは『U5 HOUSE』と形容させており、多くのオーディエンスから支持されている。人脈も幅広く、各ジャンルのTOP DJやアーティストとはもちろん、モデルやスタイリストとも精通しているのも彼の人望の厚さが伺える。最近では晴海埠頭にて東京の人気クラブ店舗一同に集まる史上の初のオールミックス野外フェスティバル『TOKYO ALLMIX FESTIVAL』を総合プロデュースし、3年連続5000名を動員しているDJ U5の次の仕掛けに多くの注目が集まっている｡

インタビュー：DJMag Japan編集部

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