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#23 KSHMR

カシミヤ

プレイスタイルは?: 
Progressive/electro-house
有名になれた一番の理由は?: 
「Jammu」 「Secrets」 「Burn」 「Karate」 「Memories」
出身: 
カナダ
今年のベストソングは?: 
KSHMR「Secrets」、全体でいうとPorter Robinson「Flicker」
今年のベストDj/Producerは?: 
おそらくKygo
DJに最も必要なスキルは?: 
準備を怠らないこと。オンラインでは得ることが出来ない音楽を皆に経験してもらうことは重要だからね。
EDMの流行はまだ続くと思いますか?: 
それはアーティストによるし、進化をし続けられたらありえるね。
ツアーやDJの生活を続けることで精神的に辛くないですか?: 
辛くはないよ。でも1回しかやってないから何とも言えないけど。
最も大事に思っている事は?: 
僕は皆にダンスミュージックが他のジャンルの音楽と同じように感情の波を引き出すことが出来るということを証明したいと思ってる。そしてそれは文化にも反映する。プライベート・ジェットやペントハウス・スイートというような光沢のあるフィルムで加工されたものではないダンスミュージックを知ってもらいたい。
もう一度復活して欲しいクラブは?: 
この質問に答えられるほどクラブを知らないな。
なぜTOP 100 DJに女性が少ないと思いますか?: 
何でだろうね。あまり女性のプロデューサーに会ったことはないけど、もしそういう人がいたらいつでも助けになりたいね。
ゴーストプロデューサーを使うDJをどう思いますか?: 
多少助けてもらうっていうのはありだと思うけど、結局のところ、どのポイントが聴き手に正直でなくてもいいかを決めるのは、人それぞれだからね。

オランダのインディー・レーベル「スピニン・レコード」からの楽曲リリース、アヴィーチーなどのリミックス、そしてティエストとの多様なコラボレーションなど、アメリカのEDMプロデューサー兼DJのKSHMRにとって2015年はとても生産的な年になった。ニールズ・ホロウェル-ダー(本名)がKSHMRの名で活動し始めたのは2014年からだが、その飛躍的な人気の高まりは目を見張るものがある。それ以前は、彼はアメリカのヒップホップ系プロデューサーデュオ「ザ・キャタラクス」としてディヴィッド‘キャンパー’ベンジャミン・シンガー・バインと共に活動していた。

 

ヒップホップからEDMの世界に転向したロサンゼルス拠点のこのプロデューサーは、2015年に大仕事を成し遂げた。それが先述した大物オランダ人DJ、ティエストとのコラボレーション曲「Secrets」だった。これがきっかけとなり、KSHMRの活動は幅を広げた。最初のライブはロサンゼルスのフォンダシアターで、バスジャッカーズと新人のヨギと共に行うこととなった。

 

「今年は期待してたよりずっと良い年だった」とKSHMRはDJ Magに語った。ダラスクと作った『Burn』は僕に新たな扉を開いてくれた。そしてその後ティエストと『Secrets』でコラボレーションできたのは光栄だった。あれは僕のキャリアで一番大きな仕事だった」。「音楽以外にも、彼は僕をマイアミのウルトラ2015に招待してくれた。あれは人生で最も非現実的な体験のひとつだったよ」

 

KSHMRはこうした野心的なコラボレーションやリミックスをする合間に、新曲「Jammu」もリリースした。彼の最も個性的なこのトラックは、自身のルーツのひとつであるインド文化を含む多数の要素を、EDMの多様性にさらに落とし込んだものとなっている。業界の有名人のサポートもあり、KSHMRは紛れも無くアメリカのEDMのスターになろうとしている。

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