2021年7月9日(金)、「Mysteryland」「Milkshake」「Decibel Outdoor」などのフェスティバルで知られるフェスティバル主催者のID&Tは、同日夜に発表された措置を受けて、オランダ政府に対して略式手続きを申請しました。同団体は、オランダ政府が最近行った、非着席の公共イベントを断固として禁止するという決定に同意せず、この決定は不用意に準備されたものであり、正しくないと考えています。「F1オランダグランプリ・ザントフォールト」、「DGTL」、「Don't Let Daddy Know」などのイベントを運営する団体を含む40以上の団体がID&Tに共同提訴しました。

 

14日、オランダ議会で行われた討論会では、政府の批判的な決定とイベント業界が現在直面している問題が広く議論され、De Jonge厚生スポーツ大臣はイベント業界との対話を申し出ました。今週には、ID&Tが所属するAlliantie van EvenementenbouwersとFieldlabが代表するイベント業界が関係大臣との対話を開始し、それまでは略式手続きは一時停止されます。対話の結果、実行可能な状況にならなければ、ID&Tは略式手続きを継続し、法的措置に出ることになります。

 

ID&T社のCEOであるRitty van Straalen氏は、「昨日の討論会でオランダ議会から受けた支持と、De Jonge大臣が業界との対話に踏み切ろうとしていることは、我々と我々に参加した当事者にとって歓迎すべきことであり、正しい方向への第一歩だと感じています。一日も早く、イベントが安全に開催できるような建設的な解決策が得られることを期待しています。」と述べました。

 

今週の対話では、複数日にわたるイベントやキャンプを伴うイベントを含め、100%のキャパシティをベースに、社会的な距離を置かず、過去の許可に基づいて安全にイベントを開催するにはどうすればよいか、また、逸脱があった場合に政府がどのように動けるかが主な議題となります。彼らは、イベントの継続と、政府が始めた保証基金の具体化のために、予測可能で明確な条件を求めています。さらに、イベントやフェスティバルが、現在も将来も安全に開催できるように、政府がTesten voor Toegang(行動分析テスト)のための計画を早急に打ち出すことを要求しています。

 

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