今、皆さんは素晴らしい楽曲を持っていて、レコードレーベルと契約したいと考えているだろうか?
もしくは、有名アーティストがどのように大手レーベルとつながり、契約に漕ぎ着けたのか疑問に思っているだろうか?
今回の特集では、レーベルとの契約を勝ち取るための確実な方法をお伝えし、そしてその為のやさしいTo Doリストを、全6回にわたり、解説していきたいと思う。
これらは、ちょっと正攻法ではないし大変な努力を必要とするが、必ずうまくいく。
このアプローチによって、ほぼ知られなかったであろうアーティストの曲を世界的に評価の高いレーベルから出すこともできた。
そのアーティストと私がほぼ新人だったにも関わらずである。
「基礎」
始める前に、基本を整理しておこう。これらはレーベルと連絡を取る前に用意しておかなければならない。ここでは「音楽」と「プレゼンテーション」に絞って説明していく。
◆音楽
これがないと始まらないし最も重要なパートである。
そしてその作品はこれ以上ないくらい素晴らしいものでなければならない。これらはその出来を保証するためにあなたがとるべきステップである。
・反応を得る
実際に作品がレーベルに送ってもいいと思うレベルに達したら、一旦立ち止まって周囲の意見を聞こう。あなたが尊敬する人たちに送るのがいいだろう。
友達や親戚ではない方がいい。彼らはいいことだけを言いがちだからだ。あなたに必要なのは厳しい批評である。
これを踏まえて実際に行動してみて欲しい。
他人が指摘したこと全てを言われた通りに直すべきではないが、何人かが同じ意見を伝えてきたら、それはなんとかしなければならないだろう。
・サウンドを磨く
さて、楽曲についての問題が解決したら、次はそのサウンドをできるだけ良いものにしなければならない。
すなわち、ミキシングとマスタリングの話である。
この最後の仕上げによって全く違う世界を作り上げることができるのだ…あなたがそこまで得意じゃないとしてもだ。
きちんとミックスされマスタリングされた曲は、そうでないものと比べて格段に良くなる。
もしあなたがプロデューサーだったら、ミックスとマスタリングの方法を知っているかもしれない。
知らなかったら、詳しい友人に送るか、オーディオエンジニアに送るか、自分で勉強することを強くおすすめする。