#1 Martin Garrix
マーティン・ギャリックス
From: Amsterdam, The Netherlands
DJ style: EDM/pop.
Fave tune of 2018: “Taska Black 'Forever'.”
Breakthrough DJ/producer of 2018: “Osrin.”
オランダ出身の神童Martin GarrixがArmin Van Burren、Tiestoに次ぐ3年連続でNo,1の座に輝くという快挙を成し遂げた。
Hardwellがこの栄冠を手にした年齢よりも3歳も若い弱冠22歳にしてNo,1を獲得するという驚くべき結果も残している。
今の彼の楽曲制作における才能は、幼き頃より勤しんだギタリストとしての力が大きく影響している。Tiestoのアテネオリンピックでのオープニングパフォーマンスに一瞬で魅了された彼はその時を境にプロのDJになることを夢見るようになる。
両親のサポートの元、学校のイベントでDJプレイを練習し、自身の楽曲制作をスタート。その後すぐに、音楽制作コースにて学ぶ期間中にSpinnin’ Recordsと契約し、クラブミュージックの制作に取り組むようになる。2013年にリリースされた彼のメガヒット曲”Animal”は世界中に届けられ、一夜にして彼をスターダムへ押し上げた。
今のEDMシーンを見る限り、このメガヒット曲”Animal”がこのシーンにどれだけの影響を及ぼしたか計り知れない。似た曲は多くリリースされた、しかしAnimalを凌ぐ曲は未だ生まれていない。
シンセリフによるトランスサウンドとコンスタントに鳴り響くグルービーなベースラインに加わる“Animal”というシャウトは多くのファンの心に彼の計り知れない才能への期待を残したであろう。
Animalのリリースから3年がたった今、トップDJのみではなくポップスターへと成長したMartin。EDM界のビックネームたちDV&LM, Afrojack, Tiesto, Guetta等は勿論のこと、Dua LipaやUsher等のポップスターとのコラボレーションも手掛け、今はEd Sheeran、Justin Bieberとのコラボ企画に取り組んでいる。
Spinnin’との契約期間満了後、彼はソニーミュージックと契約するとともに彼のレーベルSTMPD RCRDSを設立。
“とてもいい形で進んでいるよ。去年は既に有名なアーティストだけでなく、これからのアーティストを誘致してたくさんの曲をリリースしたんだ。このレーベルのビジョンは様々なタイプのアーティストが幅広いジャンルの音楽をミックスして新たなものを創ることだけど、STMPDのレコーディングスタジオにそのビジョンが余すところなく反映されているよ。”と彼は語る。
そして、彼自身も過去12か月間で、Khalidとのディープでメロディックなトラック”Ocean”をはじめとする大量の楽曲をリリースしている。
勿論DJ活動も活発に行っている。
Ultra やTomorrowlandなど世界のビックフェスティバルへの参加に加え、韓国冬季オリンピックのクロージングセレモニーでの
パフォーマンスは圧巻であった。さらにはこの夏IbizaのUshuaiaでレジデントを務めたことも記憶に新しい。
Miami Music weekにて発表されたドキュメンタリーフィルム What We StartedにおいてもCarl Cox等と共に参加し、自身の写真集LIFE = CRAZYのパブリッシュも成功させた。
彼の勢いは未だ止まるところを知らない。現在の地位に満足せずひたすらこのシーンを先導し続ける。彼こそNo,1に最もふさわしい男であることは誰も疑わないだろう。
Q.これまで“燃え尽きる“経験をしたことはありますか?
幸運なことにないかな。けど、どんなDJも少なからず経験することだと思うよう。
僕は素晴らしい人々にサポートしてもらえているから、そうならずに済んでいるんだ。
Q.このシーンのセクシャル・ハラスメントの問題について何かありますか?
この問題に対して十分なアテンションがシーンから得れているのかを確認するべきだと思う。そして自身の周りにも注意を払い、何かおかしなことが周りで起こったなら、すぐに安全を確認すべきだよ。
Q. 最後に読んだ本を教えて下さい。
僕はあまり本を読まないんだ。制作に熱中しているからね。僕の写真集といいたいとこだけど、あれは写真集だからね。
Q. あなたのスピリット・アニマルは?
鳥だね。
Q. もし過去・現在から選べるとすれば、今後どのアーティストとコラボレーションがしたいですか?
Pharrell
Q. あなたが最もリスペクトする人物は誰ですか?
毎日ゴールに向かってハードに制作に取り組んでいるプロデューサー全員だ。そしてもちろん僕のヒーロ-Tiëstoだよ。