昨年のDJ MAG TOP 100 DJsでリランクインを果たし、世界93位の座を手に入れたMosimann。Robin Schulz、David Guetta、Cheat Codesの「Shed a Light」のオフィシャルリミックスを任されるだけではなく、"Never Let You Go" feat. Joe Cleereは200万ストリームングを達成するなど、今年もその勢いが止まることはない。そんなMosimannに、今回DJ MAG JAPAN独占インタビューを実施し、2018年の調子や今後のスケジュールなどを訊いてみた。

 

Q1. 2018年の調子はいかがですか?

メインスリーム、クラブミュージックと幾つもリリースしてきて、ツアーで多くの場所へ足を運ぶこともできたよ。自分のスタジオでのプロダクションにも力を入れているし、順調と言えるかな!:)

 

Q2. 最新リリースに関して質問させて頂きます。”Low Pro”は、何にインスパイアされて書いた曲ですか?

僕のプロダクションは、常にクールなグルーブを追い求めているんだ。今回のリリースは、僕が特に好きなKryderやDave Winnelのようなグルービー且つパワフルなトラックを書こうと意識したよ。

 

 

Q3. 今までのトラックと比べて、この新曲はどのように特別ですか?

実は、このトラックで初めてグルービー感とエレクトロを融合させたんだ。普段は、124bpmで、もっとクリーンな “I Drum U”や”Babtoo”のようなプロダクションを追求してた。このトラックは、Big Roomでエレクトロ感を残しつつ、グルービー感も同じぐらい出せるよう意識したね。

 

Q4. 今、自分のセットでプレーした反応が良い、楽しいトラックを教えてください。

Antoine Delving - Disciples は、僕のセットに常に入っているかな。毎回素晴らしい反応してくれるんだ。これもBig Room/Electro感と同じぐらいグルービー感があるトラックだから、そのバランスが良くて好きだね。

もう一つは、Cirez D - On Off だね。これは、僕らの世代が聴いて育った曲でもあるし、そういった意味でも自分に意味のある曲なんだ。このような自分の育ちを語る曲を入れると、いろいろと実感するよね。

 

 

Q5. 今後の予定を教えてください。

7月の頭に”Cali” というシングルがParlophone/Warner Musicからリリースされるよ。あと、Offenbach とHyphen Hyphenのオフィシャルリミックス、Gold Digger RecordsからリリースされるフランスのプロデューサーKroonerとのコラボ、Protocol Recordingsからリリースされた今回の “Low Pro” もまだプロモーションしているよ。いろいろと楽しみだね!もちろん、ヨーロッパ、アジアのツアーも発表しているよ。

 

Q6. 日本のファンへメッセージをお願いします。

日本人のファンを持ててとても感謝しているよ。前回Wombでのショーも光栄に感じているし、早く日本に戻りたいよ!Love you guys!

 

 

これまでのMosimannの活躍、ダンスミュージックシーンでの影響力は、2009年のダブル・ゴールド・レコード受賞、フランスOnly For DJ’sマガジンのベスト・ダンスDJに選出、そしてDJ MAG TOP 100 DJsにランクインを果たす、などを見れば一目瞭然だろう。独自の音楽・世界観を武器に、ヨーロッパ、北米、アジアなど世界中でパフォーマンスを重ねるMosimannが2018年の夏どのようなプロジェクトで私たちを驚かせてくれるのか、とても楽しみだ。

 

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