ダンスミュージックの本場アムステルダムをベースに活躍するPablo Diskkoは、今まさに成功への道を駆け上がっているアーティストだ。Interstellar FunkやRobert Hood、Florian Kupfer、Steffi、DVS1といったアーティストたちと肩を並べショーを行ったり、ReworksやPlisskenなどのビッグフェスで多くの観客を魅了する。楽曲制作にも力を入れ続け、今回新しいEPをDJ MAG JAPANに届けてくれた。まだPablo Diskkoを知らない人にもぜひ新曲を聴きながら一読していただきたい。

 

Q1. DJ MAG Japanとして初めてインタビューさせて頂くので、皆さんへ自己紹介をお願いします。

皆さんこんにちは。ギリシャ生まれ、今はオランダの首都アムステルダムを拠点にしているPavlosです。Pablo Disskoとして活動してます。2010年にアテネでDJとして活動を始め、2015年にアムステルダムに拠点を移して、His Dark Elementsの一員としてアムステルダムのアングラシーンで頻繁にイベントを主催してます。オランダでは、有名なレコードショップZwart GoudでDJをさせてもらってるよ。

 

Q2. 最新リリースに関して質問させて頂きます。何にインスパイアされてこの曲を書いたのですか?

まずは、このEPをベルリンを拠点とするDissoluteからリリースできて、とても嬉しいと思っているよ!レーベルを運営している人とは、だいぶ前に会って、「一緒に仕事しよう」と話してたから、それが実現できて嬉しいし、みんなにもこのEPを聞いてもらいたいよ。この作品は、全部去年完成させたもので、当時はニュースで頻繁にロボットのことを取り上げていたんだ。ニュースだけでなく、ドキュメンタリーとかもTVで流れていたから、それがこの作品を影響しているのは間違いないと思うよ。

  

 

Q3. 今までのトラックと比べて、この新曲はどのように特別ですか?

今までの作品とは違い、より踊れるものを作りたくて取りかかったんだ。このEPでは、よりシンセやドラムマシーンで挑戦的なことをしたよ。

 

Q4. 自分の今のセットで欠かせないトラックを一つか二つ教えてください。

1- Benn Rogue - Moloch Home-Security

この曲は、Dissoluteからリリースされた素晴らしいトラックだよ。Bennは、よき友達でもあり、僕の周りにいる才能に溢れているアーティストの一人だよ。

 

2 - June - Direct Contact

同じギリシャのアーティストJuneからの作品で、僕にとっても特別だよ。707 ドラムがうまく引き立っていて、最高なEPだよ!

 

 

Q5. 今後の予定を教えてください。

来月は、SnuffoのIn The Dark Againからトラックをリリースする予定だよ。これもリリースが待ちきれないよ!年内にも幾つか大きなギグが待っているし、His Dark Elements でもアムステルダムだけではなく、ベルリンでもイベントをやる予定で楽しみが待っているよ。

 

Q6. 日本のファンへメッセージをお願いします。 

日本では、ショーをしたこともなければ、行ったこともないんだ。いつか行って、日本の桜も是非見たいよ。いつか日本に行きたいよ!

 

 

Pablo Diskkoの音楽は、ダンスミュージックの本場の音楽を幼い頃から聴いていたからこそ創り出せるハイセンスなものばかりで、アムステルダムやヨーロッパ各国で徐々に広がりをみせている。イタリアのレーベルRaw CultureやドイツのDissoluteからのリリースも成功させているこのアップカミングアーティストが、今後どのような化学反応をダンスミュージックシーンで起こしていくのか、注目したい。

 

*photo credits: http://www.panoskostouros.com     video credits: http://www.tuomaslehtomaa.info/

 

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