かつて、Nico Hamuyとタッグを組み、HIIOとして活躍していた南アメリカ出身DJ&プロデューサーのOrtzy。2016年にソロ活動をスタートさせ、デビュー作「Crazy Life」がStoryland Festival 2017のアンセムに選ばれるなど、今後が非常に楽しなアーティストだ。これまでもBest Colombian ProducerやBest Colombian DJなど数多くの賞を受賞してきたOrtzy にDJ MAG JAPAN単独インタビューを実施した。

 

Q1. 最新リリースに関して質問させて頂きます。何にインスパイアされてこの曲を書いたのですか?

今回のリリース “Children Of The Sun” は、自分の曲で作詞までしたのが初めてだから、とても特別な曲で、みんなの反応がとても楽しみだよ!

この曲は、去年の冬、アムステルダムで寒くてテンションが下がって、暇していた時にふっと思いついたアイディアなんだ。何ヶ月も暗い雲、雨と向き合ってきて精神的に疲れていたよ。僕は、コロンビア出身で365日晴れているか、悪い日でも太陽を見ない日はないぐらいな場所で、それと比べるとテンションも下がるよね、、それからなぜか歌詞を書き始めて、なるべくロマンチックな言葉や表現を意識したね。

曲もできて、デモとして自分の声を録音して友達のSunnieに歌ってもらえればと思い送ったんだ。彼女がヴォーカルを引き受けてくれて、それからトラックをもっと良くするためにLuisに連絡したよ。それで2つを合わせたのが、この “Children Of The Sun”だよ。

 

 

 

Q2. 今までのトラックと比べて、この新曲はどのように特別ですか?

まずは、自分で作詞した歌詞、ラジオDJに作曲を手伝ってもらったこと、これはとても新鮮だったね。プロモーションという観点でも作曲をする彼からは、新しいことを学んだよ。あと、Warner Music と仕事させてもらったのも特別だね。

 

Q3. 自分の今のセットで欠かせないトラック一つか二つ教えてください。

Basement Jaxx - Jump N Shout (Erik Hagleton Remix) 

これは、ダンスミュージックとコマーシャルミュージックの間にある曲で、とてもバランスが取れているよ。グルービーハウスの一面もあれば、EDM感も出ているし、素晴らしい一曲だね。

 

 

Q4. これまでで一番思い出に残っているショーはなんですか?

それは、初大舞台となった Tomorrowland 2013のショーだね。そもそもラテンDJとして、この大舞台でプレーできたことが夢がひとつ叶った瞬間だったし、コロンビアのDJで初のTomorrowlandのステージだったから、とても特別だよ。

 

Q5. 今後の予定を教えてください。

今は、多くのことに手を出しているよ。今までとは違うジャンルにトライしようと思っているし、シンガー、ソングライター、ミュージシャンとのコラボもあるよ。2018年は、僕にとって挑戦の年だから、みんなの反応が今後の僕のキャリアを大きく左右するよ。

 

Q6. 日本のファンへメッセージをお願いします。

日本は、僕の「行きたい国ランキング」で常に1位で、まだ行けてないのが悔しよ。日本のアニメや文化に多少触れて育ってきたというのもあるから、自分の足で行って、自分の目で日本の文化に触れたいよ。日本人の前でも最高のショーができる日を願うよ! 

 

 

HIIOの頃から注目度が高く、HardwellやTiesto、Armin Van Buuren、Avicii、Fedde Le Grand、Chuckieらと肩を並べパフォーマンスしていたOrtzy。ソロとして新しい人生を歩み始めたOrtzyが2018年、そしてその後もさらにエキサイティングなプロジェクトで私たちを驚かせてくれることは間違いないと断言できるだろう。ダンスミュージックをさらに進化させる男・Ortzyに今後も注目だ。

 

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