たった数年のうちに、世界から注目されるようになったエリート・Allen Watts。Armin van Buuren の Save My Nightなどの名曲をオフィシャルリミックスしたのは、デビューからまだ間もない頃だった。この事実を知れば、まだAllen Watts を知らない人でも、彼のポテンシャルを感じる事ができるであろう。Aly & Filaのステージにパフォーマーとして招待されたり、A State Of Tranceでレギュラーとして出演するなど、多くのトップアーティストたちから愛されるAllen Wattsへ、今回独占インタビューをすることに成功した。新曲や今後の予定などを訊いてみた。
Q1. 最新リリースに関して質問させて頂きます。何にインスパイアしてこの曲を書いたのですか?
このトラックに関しては、メロディーがピンとこなかったからよく深夜まだ作業していたよ。トランスの名曲を聴いて、最後のインスピレーションをもらったと言えるかな。それが、今回完成した “Midnight” だね。
Q2. 今までのトラックと比べて、この新曲はどのような作品ですか?
このトラックは、他のと比べてオールドスクール、レトロ的なフィーリングがあるよね。
Q3. 自分の今のセットで欠かせないトラック一つか二つ教えてください。
“Arizona” は、毎回観客を盛り上げてくれるから流すよ。もう一つは、僕のリミックスで “All Or Nothing” かな。Christina のヴォーカルが素晴らしいよね。
Q4. 今までで一番印象に残っているギグやショーを教えてください。
一番は、ASOTだね。とても緊張していてあの規模の観客の前でプレーするのが、どんな感じなのかも分からなかったから、完全に雰囲気にのまれていたよ。Armin とのインタビューもそうだけど、あのショー自体を経験できたことが、今の活動にとても響いているね。しかも、同じ週に Armada と独占契約を交わしたというダブルのサプライズがあったから色々と鮮明に覚えているよ。あれは、特別な一週間だったね。
Q5. 今後の予定を教えてください。
WAO138?! からリリース待ちのが数個あって、もうすぐみんなに届くよ。あと、ドイツのプロデューサーとのコラボもWAO138?! からリリースされることが決まっているよ。Armada のサブレーベルからもリミックスを出す話をしているのぐらいしか、まだみんなに共有できないんだ。
Q6. 日本のファンへメッセージをお願いします。
日本のみんなに会えるのを楽しみにしているよ。近々みんなの前でもプレーしたいな。知り合いから日本のいい話ばかり聞いているよ。
オランダで生まれ育ったAllen Wattsには、間違いなくダンスミュージックの血が混ざっているに違いない。2012年にBlackhole Recordings から ‘What May Come’をリリースしてから早6年が経ったが、そのダンスミュージックにかけるパッションは初期の頃から変わることなく、彼の心の中にあり続ける。今後さらにAllen Wattsの名前を聞くことになると思われるので、是非チェックリストに追加して頂ければ幸いだ。