オーストラリアのシドニー出身であり、オーストラリアンハードダンスシーンの大物、Toneshifterzは、世界各国のステージをまわるインターナショナルDJ/プロデューサーとして活躍の場を広げている。2009年にデビューしてから、「Jaydee」や「Empire of the Sun」などのヒットチャートを数多く生み出し、その名を世界に広めた。Defqon.1 Festival のオフィシャルアンセム「Psychedelic Wasteland」を生み出すなど、世界のマーケットでその地位を確立し続けているToneshifterzに今回DJ MAG JAPANが独占インタビューを実施した。

 

Q1. 3月6日にリリースされた新曲“What You Got”を聴かせていただきました。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

普段の僕は、メロディーを好む人で、ヴォーカルを使うことが多いんだけど、今回は少し別の、新たなインスピレーションを得るために実験してみたんだ。だから今回は、エネルギッシュでもメロディーの主張もある、パーティートラックをプロデュースしたんだけど、普段のより少しハードなスタイルかな。ダンスフロアでは、最高だよ! 

 

 

Q2. 2017年の調子はいかがですか?

2017年は、調子がいいね。2016年末にまたオランダに移転して、今年からは新たなスタートを切ることができた気分だね。スタジオにも入っているし、ここ数年のリリースまで考えているよ。世界中を回りショーを行い、 クレイジーなみんなの前で好きなことを披露できることに光栄だと感じているよ。

 

Q3. 今までのキャリアにおいて、一番の出来事や分岐点となることを教えてください。

僕のキャリアで一番の出来事の一つに入るのは、去年友達のCode Black & AuddiofreqとDefqon 1 Festivalをクローズできたことだね。この日のために時間を費やし、各自メインステージでソロセットもやって、僕ら3人はとても特別なクロージングショーを楽しむことができたよ。オーストラリアでのNo.1 hardstyle festivalをオーストラリアが誇るhardstyleのトップ3人で締めくくれたのは、最高だったよ!

 

 

Q4. 今までのリリースの中で、どのトラックが一番のお気に入りで、それは何にインスパイアされて完成したのか教えてください。

今のお気に入りは、新しいトラックの”Psystyle”だね。これは、hardstyleのメロディーを生かした幻覚を見せるようなトランスの要素も含んだトラックだね。このPsy-styleは、ここ1年くらい手がけてきていて、友達が今度はPsy-tranceのトラックを作ってくれと言ったんだ。でも、ただPsy-tranceのトラックを作っても面白くないから、しっかりこのトラックのルートは、hardstyleにあるんだよっていうトラックをプロデュースしたかったんだ。この思考のもと作成したのが、”Psystyle”で、hardstyleのシーンでもとてもユニークなトラックだと思うよ!

 

Q5. 自分のセットで必要となるトラックを一つか二つ挙げてください。

一つ目は、”Last Night”だね。これは僕の中で一番すごいトラックの一つで、もしかしたら一番すごいかもね。

 

二つ目が、”Psystyle”だね。これを流したときのみんなのリアクションがクレイジーで最高だよ!

 

Q6. 日本のファンの方々が驚くようなことを教えてください。

う~ん、そうだねぇ~… 子供の時、忍術を学んでいたよ!でも僕は、アスリートとして向いてなかったね笑 だから、このようなクリエイティブな方に行ったのかもね。それとは別で寿司は、大好きだよ!

 

Q7. 2017年今後の予定を教えてください。

今年上半期のハイライトとなる、今作業を重ねているEPだね。すでにLAでもショーをしたし、Brennan HeartとI AM HARDSTYLEツアーに出るんだ。彼らとヨーロッパと南米のチリを回る予定だね!

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

日本の人々、文化、自然など日本のすべてが好きです。自分で全てを体験し、みんなの前で パフォーマンスできる日を楽しみにしているよ!<3ありがとうございました。 

 

 

「Last Night (feat Chris Madin)」、「Parachutes」などの代表曲をはじめ、次々にエキ サイティングな楽曲をダンスミュージックシーンへ発表し続けているToneshifterz。2014 年にスマッシュヒットした「Wild Wild Weekend」をリリースすると、2016年の終わりに オランダへ移り住み、さらなる可能性、そして自身の夢を追い続けるために挑戦を続けている。成功してもさらにチャレンジを続けるToneshifterzの2017年はどのようになるのか、今後の活躍も楽しみだ。 

 

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