BartとSamの二人からなるオランダ出身のハウス・デュオMr. Belt & Wezolは、ユニークなサウンドを武器に、現在ダンスミュージックをリードする、イノベートする存在として注目されている。最近リリースした「Finally」や「Somebody To Love」は、いずれもチャートランキングで上位にランクインし、EDMシーンから高い評価を得た。そんなEDMシーンで注目されているデュオ・Mr. Belt & Wezolに新曲「Boogie Wonderland」やTop 100 Clubsに向けてお気に入りのクラブについて訊いてみた。

 

Q1. 新曲の“Boogie Wonderland”が、12月23日にリリースされ視聴させていただきました。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

Sam (Wezol): もちろん。このトラックは、オリジナルのEarth, Wind & Fire の“Boogie Wonderland”を使ったトラックなんだ。みなさんもお気づきかとは思うが、僕らのスタイルはoldで classicな曲をいじり、新たな作品を作り上げることなんだ。“Finally”と“Somebody To Love”をリリースした後、ディスコ系の曲を作りたくなったんだ。個人的には、ディスコをテーマとしいい作品ができたと思っているよ。

 

 

Q2. いつからプロデューサーとして活動を始めようと思ったのですか?誰にインスパイアされましたか?

Sam (Wezol): 確か、12歳の時に始めたかな。両親から音楽のソフトウェアを誕生日にもらい、それ以来ずっといじって自分の曲を作っていたよ。今も前とは変わらず、ホビー・趣味の一つさ。今は、前とは違ってもっと大きなスケールでやっているけどね笑

 

Q3. 作曲するときに、どのようなものにインスパイアされますか?

Sam (Wezol): 難しい質問だね。特に、この質問に対しての答えが分からないから。インスピレーションは、来ては去っていくものだと思う。個人的に、ゼルダが大好きでこれをプレーしていることが、音楽に反映されているのかも知れないね。ありがとう日本!

 

Q4. アーティストとしての今までのキャリアで、一番重要だった出来事を教えてください。

Bart (Mr. Belt): 間違いなく、僕たちがSpinnin’ Recordsと契約を結んだことだね。これによりモチベーションも上がり、もっと大きな観客の前でプレーすることを現実的に目指せるようになった。

 

Q5. 再びDJ Magで、“Top 100 Clubs”が始まりましたが、お気に入りのクラブを教えてください。

Bart (Mr. Belt): カナダのトロントにあるThe Hoxtonは、今までプレーしてきた中でナンバーワンクラブだね。雰囲気は毎回素晴らしいし、カナダ人はよくパーティーを理解しているよ。

 

Q6. 今年は、いかがでしたか?一番印象に残っていることを教えてください。

Bart (Mr. Belt): 難しい質問だね! 今年一のハイライトはスカンジナヴィアツアーかな。Weekend Festivalというイベントで3回ショーをさせてくれたんだ。あと、今月(12月)にオランダにある前の職場でイベントをやって、そこでのショーは今までで一番楽しかったかも。

 

Q7. DJ/ProducerとしてDJ Magはどのような存在ですか?

Sam (Wezol): DJ/ProducerにとってDJ Magは、この業界のすべての情報を握っていると思うし、新しいことを学べるメディアでもあると思う。結局、全てを教えてくれるメディアだと思うね。

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

日本の皆さん、あなたたちの文化が大好きだから早く会いたいよ!

 

もともと親友であり、音楽を愛していた二人がともに活動をするようになってからEDMシーンに新たな可能性を生み出し続けているMr. Belt & Wezol。DJ MAG TOP 100 DJs 2016で8位に輝いたFuture House を最前線でリードするOliver Heldensとのコラボ「Pikachu」では、EDMファンのみならず、ポケモンファンの度肝を抜いた。Future Houseの注目アーティストとして今後の動向が気になるMr. Belt & Wezolをぜひチェックリストに追加して頂きたい。

 

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