15年近くEDMシーンで活躍するオランダのハウス・ミュージック・プロデューサー/DJ Ferreck Dawnは、AviciiやHardwell、Oliver Heldens、Steve Angello、Martin Garrix、Tiëstoなどの一流アーティストからサポートを受け、Spinnin’ RecordsやToolroom、D:Vision、Material recordsなどの名だたるレーベルから多くの楽曲をEDMシーンに発表し続けている。2016年にリリースした「Man Enough」は、Beatportのハウスチャートで2週連続1位を獲得し、EMPO Awardの「Best Deep House DJ」にノミネートされ、その実力は既に多くのファンに認められている。そんなFerreck Dawnに新曲やDJ MAGについて訊いてみた。

 

Q1. 新曲の“Rosie”が12月5日にリリースされ、視聴させていただきました。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

このトラックは、前回Rene Ameszとコラボした時のトラックの続きになっているんだ。去年の頭に'Lord'というトラックをリリースし、それに続き新たなトラックを一緒に作成しようとなったんだ。今回も似たようなヴォーカルを使い、ビートはもっとtechhouse系のメロディーで構成した。現段階で、チャートにはいい結果が出ているから満足しているよ!

 

 

Q2. Rene Ameszとコラボするきっかけを教えてください。

僕は、10年以上もReneのファンだったんだ。僕が、レコードショップで働いていた時、Rene Ameszの新しいvinylが入ってきた時はいつも楽しみにしていたのを覚えているよ。ある日、彼に連絡して一緒に仕事を出来ないか誘ってみたんだ。それから仲良くしてもらっているよ。最初のコラボの結果が良かったから、次も作ろうってなって、来年にも一緒に仕事できると思うよ!

 

Q3. いつからプロデューサーとして活動を始めようと思ったのですか?誰にインスパイアされましたか?

僕は、もう15年もDJしているんだ。当初は、もっとハードなスタイルのDJで、それから10年前ほどにHouseのDJに変更したんだ。その頃から、プロデューサーとして作曲し始めて、自分の曲を持たないと世界中を周りショーはできないことに気づいたんだ。

 

Q4. 再びDJ Magで、“Top 100 Clubs”が始まりましたが、お気に入りのクラブを教えてください。

ロンドンにあるEggで回すのはとても楽しいよ。アンダーグランド感がたまらないんだ。Ministry of Soundも素晴らしい。Cocoon clubはすごかったよ、閉店したのは残念だけど。日本にも素晴らしいクラブがあると思うから、来年行ってショーできたら嬉しいな!

 

Q5. 作曲するときに、どのようなものにインスパイアされますか?

古いR&Bとsoulをよく聴くんだ。僕のトラックをよ~く聞けばわかると思うけど、古いR&Bのヴォーカルを使っていることが多い。常に僕をインスパイアしてくれる一つだね!

 

Q6. 今年は、いかがでしたか?一番印象に残っていることを教えてください。

今年は単純に素晴らしかった!チャートでいい結果を出してくれたし、色んなクールなショーができたよ。何個か挙げると、Tomorrowland ベルギー, AMF アムステルダム, Revelin クロアチア, Octopia Festival 南アフリカand Daydream メキシコかな。

 

Q7. DJ/ProducerとしてDJ Magはどのような存在ですか?

僕は、マガジンのファンだよ。長い間ずっと定期的に情報を提供していることは素晴らしいことだよね。

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

いつも遠くからサポートしてくれて本当にありがとう。さっきも言ったけど、今年はにい本に行ってショーがで切ると嬉しいな。その日が来るのを楽しみにしてるよ!

 

数々の名曲を生み出し、その楽曲たちは今や世界中で受け入れられ、ファンを虜にしている。楽曲制作に明け暮れる毎日だが、ファンの前でギグをこなすことも忘れず、ヨーロッパ、北米、アジアなど多くの国と地域をまわり、最高の瞬間をファンと共に共有している。ノリに乗っているFerreck Dawn、そして彼の楽曲はきっとあなたを楽しませるに違いない。今後も間違いなく成長し、私たちにEDMの新たな可能性を見せてくれるFerreck Dawnに今後も注目だ。

 

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